宮兄弟には幼なじみがいるらしい

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優奈side

自主練を終えて、8人でご飯食べた後、女子4人で一緒にお風呂に入ることになった。

優奈「温まるなぁ」

叶歌「そうだねぇ」

あかり「あ！そうだ！恋バナせえへん！？」

優奈「せえへん」

あかり「えー？なんでー？ええやん合宿といえば恋バナやろ！」

優奈「そんなん初めて聞いたわ」

ええー、やろうよーってめっちゃ文句言うてくる。多分やるって言うまで終わらんな。

光「いいじゃん！うちもやりたい！みんなの聞きたい！」

こいつちゃっかり聞く専になろうとしてるやん。

叶歌ちゃんのほうに視線をとばすと

叶「いいよ。楽しそうだし！」

あぁ、過半数なってもうた。

あかり「よーし！これから恋バナ大会を始めまーす！」

光「いぇーい！」

あかり「よし！それではまずは優奈！好きな人はいますか！？」

ほーら。こうなるから嫌やってん。

優奈「おらんよ？ほんまに何もあらへん」

あかり「嘘だ〜何回も呼び出し受けてるの知っとるよ？」

優奈「全部振っとるもん」

あかり「あ！２人とも聞いてや！優奈な、うちの学校で1、2を争うイケメンでサッカー部の主将やってる人に告られたのにな、こいつ「ごめんなさい。付き合えないです。ていうかまず誰ですか？」って言いよったの！」

めっちゃ有名な先輩やったのに！ってゲラゲラ笑っとる。うちにプライバシーないやん。

優奈「だってほんまに誰かわからんかったんやもん。」

光「モテる女子は違うな〜笑」

優奈「冗談ええから笑そういう光里ちゃんはなんかあらへんの？」

光「えー、ないなー！」

優奈「京治とかはちゃうん？」

うちがそういった瞬間みんな驚いた顔してこっちを見た。なんかあかんかったか…？

光「赤葦のこと京治って呼んでるん！？」

優奈「え？ああ、うん。本人に同い年やし京治でええよって。」

そういえばみんな赤葦って呼んどったな。

３人が会議をはじめた。うちなんでハブかれてるん？




3人ーーーーー

あかり「みんな赤葦にそんなこと言われたか？」

叶「言われてない！つまりこれは…！？」

光「赤葦が惚れちゃったパターン！？」

叶「これ言われた本人は気がついてないよね？」

あかり「大丈夫や。なんたって優奈は死ぬほど鈍い！」

光「じゃあ言わないほうがいっか！後で赤葦を問い詰める！」

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