shOrt stOry

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ただのイチャイチャ1 ページ48

白か黒かの二人です。
ただただイチャついてます。
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『…………バケモノ…』

布団にぐったりと横たわりルンルンで水を取りに行く彼に睨みを利かせ言う

「え？これでも抑えた方だけど？」

にこりとしながら余裕そうに言う彼は悪びれなさそうに怖いことを言う

『…………嘘でしょ…』

今までにないほどしつこく、こちらとしては今日はもう動きたくないと思う程なのだ

「だってAが煽るからさ～」

水を持って戻ってきた彼はベッドの端に座ると毛布の上から私の腰を撫でる

『…っ……！』

先程まで熱を持っていた体を触られ思わずピクリと反応してしまう

「…………」

『………っ……ゃめ…』

涙目で彼を再び睨むとニヤリと笑う彼が懲りもせず触り続ける

「……あーあ…そんな反応しちゃうから…」

『……ぁ………と…る……』

段々と際どいところを撫で始めとうとう毛布の中に侵入してくる手

「この間の我慢した分がまだだったね」

私の体を愉しそうに弄りながら水を自分の口に含むとそのままキスをしてきた

『んぅ…！』

口の中に流れてくる水に乾きが潤う

「………えろすぎ」

そう言うと私の口から溢れ首まで流れ出た水を舐め、そのまま吸い付かれる

『っ！！！！』

ピリッとした痛みと共に赤い痕が

「…っはぁ～………」

そしてベッドに寝転ぶといつものように抱き締め首筋に顔を埋める

やっと止まった感触に少し物足りなさを感じるもこれ以上は明日の行動に差し支えると思い安心する

「……気持ちよかった？」

『…………』

「あ、怒っちゃった？」

『…………変態…』

「………よがってたくせに…」

彼への抗議の意思も込めて背を向けると今度は首の後ろに何度も吸い付かれる

『！？？！』

「………んっ…」

『…っ………！』

正式にお付き合いを初めてから必ずといって良いほど痕を付けられる、それも何個も

そのせいで日中もこの痕を見ると彼との行為を思い出してしまう

『………もう、隠すの大変なんだよ？』

やっと止まった吸血鬼を咎めるように言うと、あ、そうだね～たまに見えてるよ
なんて無神経な答えが返ってくる

『！？！うそ！！？』

「ホントホント」

知らなかった事実に恥ずかしすぎて泣けてくる

「……まぁ…付き合う前から付けてたし…」

『！？？！』

更に出てくる衝撃の事実に言葉を失う

「Aが寝てる時に見えない所にこっそりね！」

にこやかにそう言う彼
そして沸き立つ殺意…