＊降谷さんとある人の妹＊

＊21話＊ ページ23

透さんは常連さんにお呼ばれしたのでやっと解放された私


そしてさっきのメガネの男の子は江戸川コナンと自己紹介をしてくれた


『そっか、コナンくんは蘭ちゃんの所でお世話になってるんだね』


コナン「うん！だから僕もこの上に住んでてよくポアロに来るんだ！」


『常連さんなんだね！改めてよろしくね』


コナン「よろしく！Aお姉さん！」


コナンくんは素直ですっごく可愛い


弟がいたらこんな感じなのかな、なんて考える


コナン「あ、Aお姉さん、さっきは邪魔しちゃったみたいでごめんなさい…」


さっきとは透さんとのことだろう


『ううん！むしろ助かっちゃったからありがとうだよ！』


小学生にまで気を使わせるなんて情けない


コナン「Aお姉さんは安室さんの彼女なの？」


小学生はド直球に聞いてくるなぁ


『んーん！バイトの先輩だよ』


コナン「ふーん、そうなんだぁ」


Aの言葉を聞いたが、コナンは考えていた


(…あの安室さんが気にかけるってことは、彼女は何者なんだ…普通の人に見えるけど…一応気にかけておくか、)


コナンから少し警戒されているとは露も知らないAは知り合いが増えて嬉しいなどと喜んでいた





ﾌﾞﾌﾞﾌﾞ


スマホのバイブ音が鳴る


安室「出なくて大丈夫ですか？」


『仕事中ですし、』


安室「今はお客さんも少ないですし大丈夫ですから出てください」


『ごめんなさい、じゃあ少しだけ』



透さんの言葉に甘えて通話ボタンを押しながら裏へ行く


知り合いの少ない私に電話をしてくるのなんて大抵あの人ぐらいだろう

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