13 - 来ちゃった ページ13
JM「A♡来ちゃった♡」
『ごふッ』
どうも、朝から鼻血が出そうなAです。
舌足らずな日本語で喋る彼ピッピがすきすぎる。
いや、彼ピッピとかちょっと調子乗ったかな…??
でも一応事実だし…。
いいかな?いいよね??()
『お客様、こちらの席どうぞ』
一応カフェの奥の席に誘導して、みんなに背を向けるような場所に座ってもらった。
なんせ相手はアイドル。
県庁が近いのでお昼のこの時間帯はサラリーマンやおば様たちしか来ないけれど、一応若い人も来るので、念の為。
『御注文お決まりですか?』
口元に手を当てて、まじまじと日本語で書かれたメニューを見ているジミンさんに声を掛けてみると、ぱっと顔を上げて嬉しそうに頬を緩めた。
何その糸目可愛い、食べたい。
JM「あー…おしゅしゅめは、なんですか?」
おしゅしゅめ、だと…?
ちょっと待て彼ピッピ可愛すぎんか??
殺す気か??
思わずニヤつきそうになるのを何とかこらえ…ることは出来なかった。
ゆるゆる顔のままおすすめのメニューかぁ、と考えてみる。
『麻婆豆腐、オススメですよ。期待を裏切らない味です。辛いけど』
JM「まぁぼ、どうふ……あぁ!마파 두부!」
『多分それですー^ ^』
JM「それ、下さい」
『かしこまりました、少々お待ちください』
ハンディ(注文をとる端末)に注文を打ち込んで、ぺこりと頭を下げる。
そのままその場を去ろうとすると、また服の袖を掴まれた。
悶えそうになるのを堪えながら、笑顔で振り返ると、そこには不安そうな顔のジミン氏。
JM「も、行っちゃう…ですか?」
『お仕事があるので…』
JM「おし、ごと……頑張ってください!」
ちょっと残念そうに下向くのなんなの可愛い。
少し寂しそうに袖を離してもらったので、そのまま仕事に戻った。
水ピッチャー(水を入れている容器)を片手にお客様のいる机を巡ったり、チーフたちが作ってくれた料理を運んだりしているうちに時間は進み、私の片手には、ジミンさんの頼んだ麻婆豆腐が置かれていた。
………よし、行くか。
『お待たせ致しました、麻婆豆腐……마파 두부입니다』
またぱぁっ、て効果音がつきそうな笑顔で笑うジミンさん。
なんなんだ、可愛すぎるだろ。(何度目)
543人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽっぽ。 - 6歳なんて大したことないよ、、、、うちの親は21歳差よ?((せいやく結婚だからしょうがないけど、、泣 (2019年12月29日 2時) (レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - ひろえさん» 不快にさせてしまったみたいですね、すみません。韓国語初心者なので違和感にも気づきませんでした。申し訳ないですが小説には何ら影響ないと思いますのでこのままにさせていただきます (2019年12月10日 10時) (レス) id: e7db476deb (このIDを非表示/違反報告)
ひろえ(プロフ) - 韓国語が翻訳かけられるの分かるんですけど見てられないぐらい結構ひどいです…TT (2019年12月10日 9時) (レス) id: 594b815566 (このIDを非表示/違反報告)
Link(プロフ) - pumpkinさん» ありがとうございます、片言の方が愛着が湧くかと思ってしました。次回作書いてますので、ぜひ呼んでくださいね (2019年12月9日 22時) (レス) id: e7db476deb (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - こ片言のジミちゃんに凄くキュンキュンしちゃいます。次回作も楽しみにしてます! (2019年12月6日 20時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Link | 作成日時:2019年12月1日 22時