モブの私が恋していいですか？ (ページ5)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:94,854 hit

実はページ5

その後俺たちは色んなことをお互いに喋った

それから……

｢実はさ、驚くかもしんねーけど俺東京卍會っていう暴走族やってんだ｣

『……？不良って事ですか？』

｢ああ。そーゆー事だナ｣

大抵皆俺が不良だというと傍から離れていく

それは何故か？

それは、単に関わりたくないから

喧嘩に巻き込まれたくないから

とまぁおそらくこんな理由だろう。

でも、コイツだけは違った

『へぇーなんかカッコイイですね。シュンっヤッ！…こんな感じかな？私も思いっきり暴れたいなぁ！！』

『……？』

『あっ、別になろうと思ってませんから！！//そんななれるような玉じゃないし！？』

｢ふはっ別にいいんじゃねーの。俺そういうの好きだよ。お前おもしれーこと言うな｣

『……////』

｢今もいいけど不良になった姿も見てみてぇ((ﾎﾞｿｯ))｣

『ん？何か言いました？』

｢いや、何でもねぇよ｣

｢うし、もうそろそろ昼休み終わっちまうから帰るか｣

『はい！』

俺の話を真剣に聞いてくれて、
頬を赤らめながら嬉しそうに笑って、

ああ眼鏡をとった姿はもっと可愛いんだろうな
だなんて思ってしまう

(いつか絶対俺のもんにしてやる)