後輩と ページ4
〜三ツ谷side〜
『先輩!……どうしたんですか?珍しいですね』
「あーその、一緒に飯食わねぇ?いや別に他の子と食べるなら別にいいんだけど…」
『……へ!?あ、逆に良いんですか?私でよければ是非よろしくオネガイマス…///』
「……うぁぁぁ!!羨ましいぃぃぃ!!A…幸せになれよ(ポン」
「?うんありがとう!」
(うわーまじか、おっけーしてくれた…)
「……なんかさ、別に悪口じゃねーんだけど…さっきの子ちょっと変わってる人だったな。あの子と仲良いの?」
『あー確かに変わってますよねwwあの子実は幼稚園からの幼なじみで明莉(あかり)って言うんです。
ああ見えて根は良い子なんでまた喋ってあげて下さい』
「はっ、お前は母親かwwそーだな、またお前を迎えに来る時にでも喋るわ」
『……また?またってそれはどういう…』
「お、着いたぞ」
そこは俺のお気に入りの場所だった
『ここって屋上ですよね?』
「おう」
『へぇーこんな感じなんだ…私あまり来たこと無くて。景色最高ですね!』
「そーだろ?意外とここ落ち着くんだよ。1人になりたいときよくここに来んの」
『(じゃあ毎日屋上来たら三ツ谷先輩と会えるかもしれないってことか…!?)』
「なぁそろそろ飯食おーぜ」
『あ、そうですね!食べましょう!!……あれ、三ツ谷先輩のお弁当めっちゃ可愛い!これ猫ですよね?どうしたんですかこれ!!』
「あーー、俺母子家庭でさ。幼い2人の妹がいんの。んで二人の分の弁当作るついでに自分の分も作ってんだよ」
『妹さんいるんですか……!だからこんなに面倒見がいいのか…妹さんたちも幸せですね!こんな良いお兄さんがいて。』
「そう思ってくれてたら嬉しいんだけどな(笑)」
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作者名:葉月 | 作成日時:2021年11月8日 1時