今度の審神者は超怖がりでした《与》 (ページ10)

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大広間（2回目）ページ10

｢み、みつ、光坊･･･あ、あはっ、主は･･･ど、どうやらちが･･･ふふ、違う意味で理解していたようだw｣

｢え？｣

鶴さんが笑いながらその場にいる刀剣様に話す。
取り残された俺は五虎退くんの虎くんを撫でながら待つ。

｢ぐふ･･･あはっ、あははははっ！｣

数分後、途端に大広間は笑いで包まれる。
しょぼくれて若干怒っている俺を抜いて。

｢あ、主･･･く、ん。ぼく、僕らが疑って悪かっ･･･あはは･･･悪かったね･･･｣

みっちゃんは壊れたように笑い倒した。

『･････････そうですか』

｢僕らの知る情報と君の知る情報が全く違うから安心しちゃって･･･ごめん、主。許してくれる？君に酷いことをした･･･｣

『････許すけど許すけどさ、主かなり落ち込んでるから今日俺には近づかないでね？おやすみ』

｢あ、ある･･･｣

パタン

みっちゃんの俺の呼ぶ声を遮り大広間を後にする。
別によとぎと奉仕の件で怒っている訳では無い。
もうそれは冷めた。冷めたのだが･･･トラウマを思い出してしまった･･･。
ただそれだけ･･･。
みっちゃんは悪くない。