今度の審神者は超怖がりでした《与》 (ページ22)

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〇〇しないと出られない部屋篇1↓ ページ22

目を覚ますとそこは真っ暗で･･･。
薄暗く辺りを見回すともう1人誰か倒れていた。

『おーい、大丈夫ですかー？』

｢ぅう･･･誰だ君は！｣

『誰だ君はってか！そうだす、俺が主だすっ！』

｢･････････｣

『はーい、主だよ、うん。鶴さんってこたァ分かってるから･･･そんな顔しない』

｢はは、何だ･･･君か･･･というか、ここはどこだ？｣

『それが俺にも分からないのだ』

その時薄暗かった部屋に一気にあかりが灯った。
壁は白く、鶴さんが一体化しているように見えた。
思わずガン見。
まっしろしろすけが背景と一緒になっちゃったよ。
どうしよ、鶴さん見つけられないよ！

｢何とかしないと出られない部屋･･･？｣

鶴さんが見上げる視線を辿って見ると･･･。

『ど、どちらかが女装して壁ドン床ドン顎クイをしないと出られない部屋ァァァ？』

うぐぉ･･････鶴さんはキョトンという顔をしているが俺にはわかる。何故これを俺たちに･･･。

男が女装し、女装男に男が床ドン壁ドン顎クイをせねばならぬと･･･ああ、終わった。

｢女装、君がしたらどうだ？｣

『は？』