鍛刀キャンペーン前編 ページ14
「審神者様、鍛刀しましょう?鍛刀!」
『お前定期的に俺にたんとうさせるのやめろ』
「だって!刀剣様はまだまだいらっしゃるのに!審神者様っ!まだ13振りしか!いない!」
『もういいよ・・・俺覚えられないもん。1クラス並の人数だからいい』
「刀帳みました?ちゃんと!」
『みた』
「じゃあ集めましょう!全振り!」
『お前バカなの?』
「バ・・・カ?」
『126って書いてあるんだぜ?無理だぜ?普通。全校生徒もしくは学年全員とお友達になれってか!
友達100人出来るっかな・・・じゃねーんだよ』
こんのすけの定期的な鍛刀やりましょうキャンペーンが発生している中Aは絶対増やさないようにしたい。鍛刀してもいいよ?いいけどさ・・・。
向こうは俺を覚えられるじゃん。
主とか、審神者とかテキトーに呼べばいいじゃん?
だがしかし!俺が・・・俺が迷子になる。
国広なんで三人もいるらしいし。なんですか。
鈴木さんがいっぱいいる感じのパターンですか。
藤四郎兄弟さんなんて・・・もうわからん。
とにかく俺はパニック状態になる事間違いなしなのだ。
『下手すりゃ名札全員付けてもらうことになるぞ』
「・・・・・・・・・」
『今ので精一杯なの、わかる?』
「刀剣様は兄弟が欲しいと思いですよ?」
『・・・・・・・・・・・・お前それ言う?なんでそれ言う?』
「事実ですから」
『分かってるよ・・・分かってるんだけどさ・・・ねぇ・・・やっぱ名札付けて過ごしてもらうしかないのか』
「ダサいです」
『・・・・・・お前、焼くぞゴラ』
「ひっ」
『・・・・・・増やしたくないなァァァァァァ・・・』
「刀剣様とお友達になりましょう!」
『ブラックだな・・・やる事が・・・全員とは無理だ』
「ブラックじゃないです!ホワイトです!」
『・・・お前1回シブヤノオト見ろ。徳井丸みろ』
「・・・・・・あの方素晴らしいですよね」
『違う・・・徳井丸はこう言ってた。もう誰の何かってのを覚えるのが大変。覚えられへん。・・・分かるか?俺は今この状態なんだよ。今覚えられてるのはただ1人、沖田くんの清光。以上』
「重症ですね・・・」
『126振り分の主を覚えられるか?無理だよな?これからもどんどん増えるんだぞ多分。そしたら俺は破裂する』
ワンピース並の情報を頭に叩き込むのだぞ。精々覚えて麦わらの一味とサボとエース辺りしか覚えてない俺に覚えられるか?って話だ。
124人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のろすけ | 作成日時:2019年7月16日 23時