今度の審神者は超怖がりでした《弐》 (ページ8)

今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:209,144 hit

この本丸のルールページ8

ある部屋に置かれたデッカイ刀に審神者の《さ》と書かれた･･･誰が書いたんだ。この下手くそさ、こんのすけだな。肉球の跡付きだからな。
とりあえず、その紙を置くとぶわぁぁっと桜が主を包み込む。

ぶわぁぁっ！！

『っひ･･･！』

今にも死にそうA。竜巻みたいになってる。そんなに回らなくていいから。脱出したい。

｢カッカッカッカッカッ！((大声))拙僧は山伏国広(やまぶきくにひろ)と申す！日々、これ修行である！ヌシが拙僧のある･･･？｣

主、この人の大声で、しかも初めの笑いだけで倒れました。大声、ダメ。心臓、出かけた。

｢かっっ！拙僧の筋肉の凄さが目にしみて倒れたか！ココの主はかなり目がいいらしい！｣

ダメだ。この人。拙僧の筋肉が好きらしい。ボディビルダーかな？現世でいう。てか、主･･･目の前にいる主倒れて死にそうなんだけど気づかない上に助けないんだね？

｢主っ！！ご無事ですか？アルビっ！｣

長谷部くん、いい所に･･･。拙僧さんが助けてくれなかった。

｢山伏国広、貴様に言っておかねばならない。この本丸では大声を出してはならない。主が驚く。
血を見せてはならない。主が死にかける。
怖いものを見せてはならない。主が死ぬ･･･これだけは守って欲しい｣

｢わかった！拙僧も全力で主が死なないように支えよう！｣

主死にかける前提で話してるよね？死んではないよ？流石に死なないよ？けどさ、長谷部くんよ。
2番目と3番目なんだい？特に3番目、主死ぬって！死ぬって！主･･･そんなに死んでるように見えたかな？

『長谷部くん。主は死なないよ。みんなともっと仲良くならないと行けない(驚かされる)からね』

｢主･･･この長谷部、貴方様の傍でこれからも全力で支えて参ります｣

｢困った時は拙僧にも頼れ。カッカッカッカッカッ！｣

この人、笑う時だけボリュームがMAXになるのはなんぞ？主の魂の鼓動がどんどん早くなってるよ。
鶴さんよりマシだけど悪気のない大声もなんとも言えないよなぁ。対処できないや。