落とし穴後編 ページ47
み=みっちゃん、は=長谷部君、つ=鶴さん、き=清光
み｢鶴さん！何度言ったら分かるの！主をあんな不機嫌な顔にさせて！！｣
は｢そうだぞ、鶴丸国永。主がどんな辛い思いで穴に入られたか･･･｣
き｢長谷部、入ってないよ、落ちたんだよ･･･どんな辛い思いって穴に落ちる前って何も思ってないからね｣
つ｢い、いやぁ･･･ふ、2つも作ったら落ちるんじゃないかと･･･三日月が｣
み｢絶対嘘だよね？絶対主落とそうとしてたよね！｣
つ｢お、おと、落とすわけないだろう？あ、あんなに俺は反省したんだぞ？ナイナイナイ｣
は｢その言い方仕草で嘘をついていることが分かるんだぞ｣
き｢もー、主落とすのやめてよ･･･癒す係俺なんだよ？｣
は｢癒す係は、この俺！主お世話係だ！｣
き｢はいはい｣
は｢はいはいとは何だ！はいはいとは！はいは1回だ！｣
き｢長谷部、はいはい五月蝿い｣
は｢･･････｣
つ｢兎に角！俺は三日月を落としたかっただけで主を落とそうとは思ってない！｣
み｢いーや！絶対主落とす気満々だったくせに！｣
は｢そうだ！貴様は毎回主を驚かせているからな！言い訳は聞かん！｣
つ｢･････････あ、ゆーふぉー！｣
｢｢｢････････････｣｣｣
つ｢･･････(汗｣
鶴さん逃げようとするが長谷部くんとみっちゃんと清光が揃って肩と腕を持った時風呂上がりでさっぱりした俺が遠目でも分かるぐらい3人の目は鬼化していた。今にも食べられそうな鶴さん。
『･････････』
助ける気力も動く気力もゼロなので部屋に戻るためそのすぐ横を通過した。
あとから聞こえてくるのは鶴さんの断末魔。
どんまいとしか言い様がないので後で嫌々慰めてあげよう。
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作者名：のろすけ | 作成日時：2019年7月10日 22時
