何も喋らんと言いつつ、こんのすけとよく喋る主 ページ34
「はぁ・・・誰かのせいで・・・じゃあ会議始めます!」
「おおおおぉおおお!」
『・・・・・・・・・』
主はもう彼らの好きにさせます。何も言いません。現世は平和とか言うけど全然平和じゃない。
「この選手権で一番主に驚かれなかった人に景品があります!」
OK、Google、主という立場は一体なんですか?
主もう泣きそう。人間不信ならぬ刀剣不信です。
会議が開かれているのは俺が1人で体育座りしている隣の部屋。俺には味方がいません。
「審神者様・・・・・・」
『・・・・・・審神者、限界』
「そんな・・・・・・」
『貴様のせいでもあるがな・・・』
「・・・・・・・・・」
『もういいよ。逃げれないもん。あんな鬼の様な顔したハンター初めてだよ』
「・・・審神者様は何がお好きなのでございますか?」
『ゲーム!皆で遊ぶのすっげー好きなんだ!』
「はて、ゲームとは」
『そんなもんググれ。お前何でも知ってそうなのにそれ知らないってなんぞ?学習機能無しAIかっ!』
「なぬっ!審神者様酷い・・・」
『お前その顔で、なぬっ!はやめろ・・・なぬっ!は』
顔と言葉があってないぞ?こんのすけ。
「こんのすけは案内人なだけですぅう」
『案内人なら情報を蓄えろ!オラ!バスガイドさんみたいに沢山勉強しろ!』
「だからなんで喧嘩腰なんですかぁあっ!あとバスガイドって何ぃいい!」
『バスの案内人じゃゴラ!』
こいつ、結構使えるロボットだと思ってたのに全然使えねー。シャキッとしろ!もっと!
『お前それでも一人前のロボッーー』
「主!五月蝿い!」
『・・・・・・ごめんなさい』
勢い良く開かれ、みっちゃんの怒声と共にまた勢い良く閉められた。
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作者名:のろすけ | 作成日時:2019年7月7日 21時