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審神者の思い ページ21

正直、おじいちゃんだからって舐めてた。まじで舐めてた。攻撃一つ一つが重たい。三日月おじいちゃんの刀大きすぎるだろ。

ガキん!ガキん!

真夜中に2つの刃がぶつかっております。俺でもね、水戸黄門のスケさん、カクさんに憧れて剣の道に入りましたよ。カッコイイから。結構才能ある言われましたよ。けど、本物の刀が目の前にいます。
おじいちゃんという刀が目の前に・・・。
ブラックはこんな事もしてくるのか。

『っ・・・はっはっ・・・ぐッ』

「どうした審神者よ。息が上がってきておるぞ?」

誰のせいだと思ってんだ。孫に決闘を申し込むおじいちゃんってこの世に存在します?普通。精々人生ゲーム辺りだろ。

『・・・ふっざけんな。俺は・・・ただ、お友達にっ・・・はぁ、なりたいだけっ・・・なのに・・・』

何故審神者という謎の位に立った。主という神様より高い地位に強制的にさせられて・・・。むしろ神様の下か同じ位の所にいたいだけなのに。

『前審神者はっ、はっ・・・三日月おじいちゃんをあれこれパシリにしたかも・・・知れない。けど、俺は・・・違う。俺はのほほんとした空気でただただお茶を飲んだりして仲良くなりたいだけなんだァァァァァァ!!』

「ぱ、ぱしり?・・・ぱしりとは何だ?」

『おじいちゃん空気読んでぇえええ!』

「・・・あいわかった」

『この頑張って叫んだ俺の努力、水の泡なんですけど・・・あいわかったじゃないからね?』

「・・・あ、新しい審神者は前審神者とはち、違うようだな」

『おいコラ、こっち見て・・・?ねぇ』

「ぬ、ヌシを俺の主と認めよう!」

『・・・・・・』

「・・・・・・・・・((汗))」

おじいちゃんは俺の目線で汗だっくだくになりながら手入れを受け入れた。

みっちゃんのお説教タイム→←三日月の心の声



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作者名:のろすけ | 作成日時:2019年7月7日 21時

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