５７９話 ページ44
三日月さん「主よ」
女装でその後逃げて縁側に座っていると声をかけられる。かけられた方向に顔を向けるとおじいちゃんがいました。
三日月さん「･･･うむ。見間違える程に美しい」
「何言ってんの、大丈夫？俺男ぞ？」
三日月さん「はっはっはっ。あ、隣いいか？」
「どうぞ。というかもう座ってますし」
もう座っていいか？と確認する前に座ってるからなぁおじいちゃん。しかも超近距離。今回なんて更に近い。じーっと見られる。
三日月さん「男児とは思えぬぐらい美しい･･･」
「おじいちゃん、眼科行った方がいいですよ･･･」
三日月さん「主よ、このままずっとそれでもいいと思うぞww」
「笑ってんじゃねぇか！いーやーでーすぅ！」
三日月さんは今、俺という幻覚を見ている。
やっぱり眼科行く事をおすすめする。
今回は、乱が是非とも来て欲しいと言った服装なのでまぁ･･･まぁいいや･･･と思ったのだが。
スカートの丈･･･短い･･･。
三日月さん「･･･その履き物の中身はどうなっておる？」
「･････････」
三日月さん「主よ見てｉ「お断りします」」
流石にそれはダメでしょ！！と思うのだがスカートは三日月さんの世代には無いものである。
珍しいものである。イコール興味が湧くものである。
三日月さん「ちょっとだ「駄目っ！！」」
「あなや･･･」と言われるが仕方がないであろう！
だが、何としてでも見てこようとするので手でスカートを抑える女装男児。
三日月さん「主よ、見せないとイタズラするぞ？」
「お菓子くれないとイタズラするみたいな言い方やめ･･･ってか絶対にだっ･･･」
そうやって怒ってる隙にめくる三日月さん。
んぎゃァァァァァァ！
「んぎゃァァァァァァ！」
三日月さん「･･････つまらぬものを見てしまった」
そう言うと三日月さんは本当につまらなさそうな顔で隣に座る。「はぁ･･･」とため息をつかれた。
おいっ！人の中身見てため息つくんじゃねぇっ！
三日月さん「つまらぬものを見てしまった･･･」
「2回言わなくていいからっ！」
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作者名：のろすけ | 作成日時：2020年5月17日 14時
