５７３話 ページ38
「すぅううう･･･！審神者が帰ってきたぞぉおおおお！！うぉおおお！」
ゲートを抜け、叫ぶ。
流石に肋は治せないと、政府の方で入院していたが早い所帰れた嬉しさに叫ぶ。
その威力で屋根がぶっ飛んで言った気がするが気にしない。
「うぉおおお！」
隣で一緒に病院からゲートまで来た清光は真顔で耳を塞いでいた。
「はい！清光もうぉおおお！！」
清光「･･････」
「おい、言えよ。主帰ってきたんだぞ。おい。聞いてんのか？おーい」
声をかけるのだが反応がない。
手を振っても反応がない。
清光は耳を塞いだまま立って気絶していた。
「コイツ、立って気絶しておるwww」
俺は清光を連写する。これ、こんのすけの絶望の顔の次の待ち受けにしよww
こんのすけ「審神者様ァァァ！！」
めちゃくちゃスピードだして走ってくる狐。
こんのすけである。その威力が怖くて思わず避けてみた。
すると、こんのすけはゲートに吸い込まれて行った。
こんのすけ「え」
「何だろう。今の･･･ゴミ？」
こんのすけ「ゴミってなんですかっ！！酷いですよぉおお！審神者様っ！！」
ゲートから諦めずに俺に抱きつこうとするのでまた避けてみるとその勢いで鶴さんが作ったであろう落とし穴にGOする。
こんのすけ「うわぁあああ！」
「うわ、落ちたwww」
こんのすけ「審神者様、初っ端から酷いぃいいい〜」
「大丈夫かー？」
こんのすけ「うわー、か弱いもふもふボディが･･･」
「･･････ほら、掴まんな」
こんのすけ「･･･ヴっ･･･うぅっ･･･」
こんのすけを抱き上げ、土を落としてやる。
こんのすけは嬉しそうに「おかえりなさい」と言った。
「･･････ただいま」
こんのすけ「ささっ･･･！皆様待っておられますから」
「･･･おう」
俺は未だに気絶しておる清光を担いで本丸に戻った。
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作者名：のろすけ | 作成日時：2020年5月17日 14時
