今度の審神者は超怖がりでした《拾壱》 (ページ37)

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５７２話ページ37

鶴さんはもっと俺達を頼っていいんだぜ？と言った。
責任感じてるのがバレたのか分からないがとても嬉しかった。
あと、撫で方の手つきが安心する。

「･･････ん」

鶴さん「お･･･」

頼っていいって男前だなぁ。
俺は布団から出て鶴さん所に自分から行く。

「･･････な、なでなでしやがれコラ」

鶴さん「･･･言い方が素直じゃないな、君www」

「･･････悪かったな」

と言えば身体を惹き付けられ、ぎゅーされる。弱くぎゅーされる審神者。

鶴さん「･･････君を護れなくて悪かった。本丸を乗っ取られそうになりながら操られ、君を襲い、君の頭に酷い記憶を残してしまった。悪かった･･･怖かったな。･･･もう大丈夫だ」

「君を護れなくて悪かったって男前･･･」

鶴さん「聞いてるかい？いいとこなのにっ！」

「鼻血出そう･･･イケメンって凄い･･･」

鶴さん「えっ！？」

「イケメンに惚れる気持ち分かる･･･」

あまりに気持ちがトゥンクしすぎて照れた。
何だろう。俺、男なんだけどな。

その後、ちゃんとみんなに謝り仲直りして和解したけどよく考えたらみんなお餅でべっとりしてて、べっとりを移された。