今度の審神者は超怖がりでした《拾壱》 (ページ31)

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５６６話ページ31

俺は屋根裏へ避難していた。狭いし暗いしホコリっぽいけどいい隠れ場所だ。下が見える隙間を見ると、鶴さんが色んな人に聞いている。

鶴さん「おい、主見なかったか？」

安定「えっ、一緒にいたんじゃないの？！」

鶴さん「厠に入った途端なかなか出なくて心配して入ったら･･･逃げられた」

清光「ヤバいじゃん！！！何それやだそれ！！」

おー、遂に指名手配かぁ。有名になったなぁ俺も。と見下ろしている。清光は兼さんや堀川くん、フフフ村正さんに話しかけ、安定は岩融さんや三日月さん、石切丸さんに話しかけている。

長谷部くん「主～！出てこないと此方から参りますよ～」

薬研兄「いち兄、主見つけたらぶっ飛ばしていいか？」

いち兄「心配なのは分かりますが殴るのはおよしなさい」

フフフ村正さん「ドコへ行かれたのデスカねぇ？」

兼さん「おい、アイツぶっ飛ばしていいか？国広」

堀川くん「兼さん、心配なのは分かるけど･･･殴っちゃダメだよっ？」

反対方向で同じような台詞が出ている。
見つけたら主、ぶっ飛ばすである。
やめて頂きたい。
是非ともやめて頂きたい。

俺は場所を移動し、庭に落とし穴を制作しだした。
なんと中にはお餅が入っている。

「ふふふ･･･精々落ちて苦しむがいい･･･」