the rampage〜All Day〜 No.2

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(A)


陸「Aちゃん、倒れたんだよ」

『え、』

樹「A!!」

『い、樹くん…』

樹「俺、言ったよね…ちゃんと寝てねって」

『ごめん…』

樹「特に、重症とかって訳じゃないから良かった…」

陸「ねえ、Aちゃん、なんで、睡眠不足になるまで寝てないのか理由教えてくれる？言えなかったら、樹にだけでもいいから教えれる？」

『い、います…』

私は気づいてなかったけど、扉の向こうには、メンバー全員がいたらしい…

『結成して、みんなとも仲良くなり始めて、武者修行が始まって、エゴサしてたんです…』

陸「それで？」

『THE RAMPAGEに女要らないとか、自分の方がダンス勝てるとか、可愛くなりたいとは思ってないんですけど、可愛くないとか、ダンス下手くそとか、多くて、ファンのみんなに認めてもらえてないから、認められるように頑張ろうって思って、ジムでいつもの倍の量したり、その後に、5時間とか3時間とかオールするくらい、公園でずっと、練習してたんです。』

樹「それで寝てないと…」

陸「Aちゃんは、ちゃんと、ダンス上手いし、メンバーにも負けてないよ…ちゃんと努力したから、今THE RAMPAGEとして、活動できてると思うし、アンチしてる人は、Aちゃんが羨ましかっただけなんじゃないかな？僕はそう思うよ」

『でも、、、』

樹「弱気になったら負けじゃない？ファンのアンチに負けて、努力しても、アンチ減らなかったら、どうせ、辞めるんでしょ、THE RAMPAGE辞めてどうするの？やっと叶えた夢なんじゃないの？県は違うし、分からないことも多いよ、でもさ、夢を叶えたくて、ここまで来たのはみんな同じでしょ」

『でも、ファンのみんなは、私を必要としてない』

陸「そんなことはないんじゃないかな…武者修行の時見たでしょ、Aちゃんのネームボード持ってる人何人かいたよ？それでも、必要とされてないって言うの？僕達だって、THE RAMPAGEにAちゃんを必要としてるよ？Aちゃんがいるからこそ出来ることだってあると思うよ」


『……』

樹「一人で抱え込まないでよ、メンバー頼ってよ、俺だけでも、陸さんでも、誰でもいいから弱音吐いてよ、相談してよ、力になるから…もう泣かないで」

陸「Aちゃんは、泣いてる顔より、笑った方が可愛いし、笑ってる方が好きだよ」

『い、つきくん、、、り、く、さん、…』ｸﾞｽﾝ

この人たちにはかなわないわ
ガチャ

壱「俺らがおる」

慎「Aさんなら大丈夫です」

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