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※無惨様が出てくる夜のことを話してるので、もう一度思い出したい方は4話をご参照ください!
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A『まぁ、こんな感じだったかな、ごめんね、黙ってて…あの時、急にいなくなって』
炭治郎「A姉さん、なんで相談してくれなかったんですか…たしかに、あの時俺は12歳で、頼りなかったかもしれない…けど、長男だし…話聞いたり、どうするかっていう対処法は一緒に練れたかもしれないのに…」
A『ごめん、あの時は、本当に…今みたいに強くなくて、弱かったから、みんなを守れる自信がなかったの。だから、みんなを守るために、強くならなくちゃって、必死で…
炭治郎達には、そういう存在を知って、怖がって欲しくなかった…から……』
あぁ、炭治郎、怒ってるなぁ…でも、同時に悲しそう……
でも、きっと怒ってるのは私のことじゃないんだよね、その時気づけなかった自分に、苛立ってるんだ…
炭治郎「だからって…!!」
A『炭治郎…』
何かを言いかけた炭治郎のセリフをさえぎって、炭治郎に近づく
A『弱い姉さんで、ごめんね?
あの時早く行って、家族を守れなくてごめん…でも、炭治郎と禰豆子が生きていてくれて、本当によかった。ありがとう。
今度はちゃんと、守るからね』
そう言って、炭治郎を抱き寄せる
A『待たせちゃって、ごめんね』
炭治郎「うぅ…うああっ…姉さん、が…いなくなって…からっ…!俺、甘えるの、やめて…っ!でも、やっぱり…っ少しは、誰かにって…でも俺はっ……ちょう、なん…だからっ…それが、出来なくて…グスッ」
A『うん、うん…これからは、いっぱい甘えていいから…本当にごめん。』
炭治郎「うわぁぁ…っ!!」
そのあと炭治郎はわんわん泣いて、私も私で静かに涙を流してて、炭治郎の鍛え上げられた手を見て、本当に頑張ってきたんだなと感じる
__強くなってくれて、ありがとう
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蜜香(プロフ) - みつきさん» わわわ!ありがとうございます!亀更新になるとは思いますが、頑張ります!今後ともよろしくお願いします!! (2019年10月23日 2時) (レス) id: 2a09ab419b (このIDを非表示/違反報告)
みつき - おもろいですね応援してます。頑張って下さい (2019年10月22日 22時) (レス) id: 07d3d3da7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蜜香 | 作成日時:2019年9月13日 3時