我々師団の子は、二重人格！【魔主役】 (ページ10)

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9話ページ10

sha「もう、俺らだけでも絶対抜けてるわあんな師団！」

『ちょっと気になるな〜！シャオちゃん入らんの？』

sha「俺が入りたいのは生徒会や！」

『そういえば、そう言ってたね！』

いや～、忘れてた忘れてた

sha「あのグルなんたらに何言われようと絶対に」

グルなんたら？確か、グルッペン・フューラー？
だったような

ん？何かシャオちゃん、凄いニヤニヤしとる
あれかな？大先生が言ってた妄想タイムっていうのかな？

sha「いやあ〜〜！やめるのホンマ心苦しいわ〜〜！」

さっき、「あのグルなんたらに何言われようと絶対に」って言ってなかったけ？

sha「でもすんませんね団長！いくら止められても、俺の決意は揺らがないんで！」

？「ああ、いっすよ別に」

sha「?!?!」

すんごいショック受けとるやん、表情筋エグ
あの人誰やろ？( ﾟдﾟ)ﾊｯ!雑誌にクロムちゃんが?!

？「グルさんが、昨日無理やり入団させた人達っすよね」

何で知ってるんだ!?もしかして、この人も我々師団の団員!?

？「災難でしたね、入団届の方は破棄しとくんで
　はい、もういいっすよ」

sha「ちょっと待って…」
　「あの団長の許可取らんでええの…？」

確かに、団長さんに許可取らないと怒られちゃうんじゃ

？「今いないんで別にいいっす」

いや大丈夫なの!?

sha「い…いやでも！何かあの人、俺に凄い期待してくれとったみたいやし」
「一応一言言っとかんと不義理かな〜なんて…」

？「ああ、それリップサービスっすよ」

シャオちゃん、さっきよりももっとショック受けとるやん
そんなにショックやったんやな

？「こんな怪しい師団まともに募集かけても人集まらないすからね」
　「手当たり次第声かけて、甘言につられたヤツを無理やり入団させたりするワケです」

あれ？でも、もしこの人もこの師団に入ってるなら、この人も引っかかった？いや違うか

？「まあそんなのに引っかかるヤツ、フツーはいませんけど」
　「あれ？アナタはもしかして…？いやいやまさかそんなねえ…」

凄い煽るやん。まあシャオちゃんの面白い反応がたくさん見れて私は好都合やけどw

ス「どうも〜、我々師団さんはこちらであっているかしら？」

　先生だ！

？「そうですけど…」

ス「ああ～よかった、ちょっと人手が必要で」

もしかして我々師団って依頼みたいなのをやるのかな？