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8話 ページ8
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「おいおい、嘘だろ…冗談じゃねぇーよ…」
何だよ最後の言葉
私も愛しています？？
俺が何度も聞きたいと願った言葉
「お前はアダムが好きじゃなかったのかよ…」
なぁ？？ と問いかけてもグッタリとしている彼女
「ふざけんじゃねぇーよ…こんな…こんな…別れ方なんてッ…」
彼女が起きた時には誰も覚えていない
彼女にとって大切なヒーロー達もアダムも
そして、俺の事も…
取り返しのつかない事をしてしまった
もうどうする事も出来ない
グチャグチャに掻き乱れていく汚い心
俺はただお前が欲しかっただけなんだ…
何度でも謝る、何度でもお前を愛する…
だから…だからッ！！
「Aッ！！！」
愛しい名前で呼んでも固く閉じたまぶたは開かない
「アハッ、ハハハッ…」
黒く染め上がったこの俺はもう誰にも許されない
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作者名：Omiso
| 作成日時：2018年4月28日 18時
