22話 ページ22
貴方サイド
アダムとの関係をきっぱり切って心はとても軽くて
きっと曖昧で複雑で中途半端なアダムとの関係を終わらせられたのだからだと思う
そしてこれ以上彼のことで迷う事も、彼に嫌な言葉も言われる必要もない
「なァ、A…」
ふと私の名を呼びゆっくりとこちらを見る13
「俺、アダムとお前の会話を途中から聞いてたんだよ…それで 俺のことを好き ってお前の口から言っていたのを聞いたんだが…あれは本当なのか?」
「…うん、本当だよ」
そう伝えると俯いてしまう彼
そして緊張感を感じさせる震える声で
「ッなら、俺が今ここでお前に 付き合ってくれ って言ったならお前は俺と付き合ってくれるのか?」
そう私に聞いてくる彼の問いに私の答えは
「うん…!もちろんだよ!」
自然と浮かぶ笑顔とともに彼に伝えた
すると13は顔を上げて私と向き合い、嬉しそうにクシャリと笑いながら
「A…俺はお前が好きだ…
だから俺と付き合ってくれねぇーか?」
そう再び聞いてくる彼の問いにクスリと笑いながら首を縦に振った
すると途端に13に体を引き寄せられて、優しく、そして力強く抱き締められた
〜〜
「というか二回も付き合ってくれるかどうか確認する必要あった?」
「あ?そりゃお前、両思いだからと言って一回目に俺が自信満々に付き合ってくれって確認もなく率直に伝えてもし振られたらダセーだろうが」
「理由を聞いた今だからこそ言えるけどそっちの方がダサいよ?」
「…手厳しい彼女だな、オイ…」
100人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Omiso(プロフ) - 白虎さん» またのコメントありがとうございます!私も少しこの小説を終わらせることに寂しさを感じちゃいました(笑)けれどこの作品を良いと言って貰えてとても満足しています!次回作は考え中なのでいつになるのか分かりませんが頑張ってみますね!本当にありがとうございました! (2019年4月28日 1時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
白虎(プロフ) - 完結おめでとうございます…! そしてお疲れ様でした! 終わってしまい少し寂しい気もしますが、やっぱり感嘆しました…! とても良い作品を書いてくださってありがとうございました、次作の方、楽しみにしてます!! (2019年4月28日 0時) (レス) id: e2f4e0cbf0 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - 13推しさん» 最後まで応援ありがとうございました!貴方様のコメントがとても励みになっていました!この作品を素晴らしいと褒めて下さり、読み返していただけるなんて嬉しすぎるお言葉とても感激です!本当に最後までこの小説につきあって下さりありがとうございました!! (2019年4月28日 0時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - mikuri1024さん» またのコメントありがとうございます!!今回の小説では病みの13はいませんでしたが、純粋な13を楽しんで頂けてられてたのならとても安心しました…。次回作についてはまだ考え中ですが貴方様の応援の言葉とても嬉しく思います!!本当に最後までありがとうございます! (2019年4月27日 23時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
13推し(プロフ) - 完結お疲れ様でした!!いやぁー、とても満足出来ました!素晴らしい作品をありがとうございます!これからもちょくちょく読み返します(笑) (2019年4月27日 23時) (レス) id: ad78e4c495 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Omiso | 作成日時:2019年3月26日 22時