コーヒーゼリーは人類の至宝 ページ17
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「これからよろしく」
「はい、よろしくお願いします」
ニコニコしている入畑監督の手には入部届け。
そう､これから私も正式に入部するのだ｡
「あとチームジャージ注文するから身長教えて？」
「確か、155�僂任后�
……そこ､小さいとか思わない｡
「わかった」
失礼しました。と挨拶をして体育館を出たが、数歩歩いたところでトンと肩に衝撃が。
振り返ると私の左頬に指が刺さった。
「不細工な顔だね」
「そりゃ、国見君はお顔が良いからね」
比べないでよ。と言うと冗談。と面白そうに笑うからなんかムカついて軽く背中を叩く。
「で､何か用？」
国見君が用もないのに人を待つなんてあり得ない……いや、金田一君だったらあるかも。まあ、普通はない。
「あのさ、
俺を助けて下さい」
「はい？」
心なしか青ざめた顔の国見君。
一体何があった｡
「どうしたの？」
「今週の日曜の午後、クラスのやつと映画行こうって話されて、俺OKして」
「うん」
「そしたら女子もいるらしい」
「まじか」
まとめると女子のメンツがこうなんというか
……うるさいかんじの一軍女子らしくダルいと
さらに男子３女子３と合コン状態。
「あんなやつらの空間に放り込まれるとかどんな罰ゲームだよ……」
「ご愁傷さま」
同情はするけど私が助けられることないじゃん。そう告げると「いや、ここからが本題。」とのこと。前置き長くない？
「その日、泉も一緒に来て」
「え、なんで」
「男子にあいつらと合コン状態とか無理｡って言ったらじゃあ､あと一人誰か連れて来い！って言われた」
「私じゃなくて良いじゃん」
金田一君は？と聞いたがどうも予定が入っていてダメだったとのこと。
「やだ」
「お願い」
「嫌」
「そこをなんとか」
どんなに言ってもしつこく食い下がる国見君。日曜はゴロゴロしようとしてたのに。
「じゃあ、泉の好きな食べ物おごるから」
「え」
ついその言葉に勢いよく食いついてしまったから恥ずかしくて顔が赤くなる。
「コーヒーゼリー三日間おごってくれる？」
「OK」
国見君は「つーか割と安上がり」なんて言っているけどコーヒーゼリーは本当に美味しいから。
「じゃ、よろしく」
詳しいこと後で連絡するからと連絡先を交換して国見君は立ち去った。
つくづくマイペースな人だな。
……友達少なそう。
いや、私よりは多いだろうけど。
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秋暁 - すみません、まだ、パスワードかかっているんですが、どこかに書いてあるんですかね、汗 よみはじめたばかりでして、！すごくいいお話だと思います！ (2021年1月18日 19時) (
レス) id: a154798d09 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ(プロフ) - uma__0229さん» コメントありがとうございます！続編は今書き直し中です｡今年中には公開予定なので､少しだけ待っていただけるとありがたいです！ (2020年12月7日 21時) (レス) id: 30ec427a94 (このIDを非表示/違反報告)
uma__0229(プロフ) - 今更すみません、続編を見たいのですがパスワードが分からなくて……どこかに書いてあったりしますかね…つい最近初めてよく分からないんですよ… (2020年12月6日 12時) (レス) id: 5892a46a47 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ(プロフ) - コトさん» コメントありがとうございます！夢主の性格気に入って頂けて嬉しいです！ (2020年8月13日 21時) (レス) id: 30ec427a94 (このIDを非表示/違反報告)
コト(プロフ) - 主人公の性格が好きすぎて一気読みしました！ (2020年8月13日 14時) (レス) id: 4d8ce1f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロニ | 作成日時：2018年12月16日 19時
