第24話 無理難題 ページ30
ハーデスside
結局ハデス様に確認をとったが、逃げ出してはいないよう。何故Aはメディアと会ったのだろうか。
ア 「考え過ぎは良くないですよ。アップルティー飲みますか?」
ハ 「頂こうかしら。」
アップルが淹れたアップルティーを飲み、部屋に戻った。
Aside
今日は大変な目にあったな…。ジャックが用意してくれたケーキも食べ損ねちゃったし。何かここ最近で一番疲れたわ。早めに寝よう。
部屋に戻ると、マスターの人形の隣に手紙が置いてあった。
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A、元気にやっているか？ギデオンはAがいなくなって、心なしか少し元気がないように見える。
突然ですまないが、机の上に書類が置いてあるだろう?それを至急明日の正午までに片付けて、こちらへ送って欲しい。頼んだよ。
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目をやると、机の上にはたくさん積まれた書類の山。
嘘でしょ。100枚ぐらいはあるよこれ。明日、リクだから朝までにやらないと!!いくら何でもこの量は多すぎるでしょ。これはもはや、こっちの世界でいうパワハラとか言うやつでしょ！ってか何に使うのこの書類の山。
私は机へ向かった。いつもの10倍はある書類の数。机がもう、書類に占領されて机じゃなくなっている。
『魔法が使えれば、かなり楽なんだけどな…。』
疲れがたまっているのか、上手く魔力をコントロールすることが出来ない。
『全部手作業か…。』
『後、半分もあるのか…。』
気が付けばもう時計は午前3時を指している。
『このままだと寝れないな…。』
トントン
こんな時間に誰だろう…。ドアを開けると、三匹のゴーストが並んでいた。
『何か、用ですか？』
「Aさんが頑張っているのを見たので。」
そういって、真ん中のゴーストが温かいホットミルクを差し出してきた。
「どうぞ。」
『わー！ありがとう!!!』
ホットミルクを受け取る。
『丁度、一息つこうと思ってたんだ。そうだ！良かったら、中おいでよ!』
「あの、えっ。大丈夫ですよ。邪魔になっちゃうと思うんで。」
『そんなことないよぉ。美味しいクッキーあるからおいで！』
「えっ。クッキー？」
一番小さなゴーストが声を上げる。
『おいで。おいで。』
そう言ってゴースト達を中に入れた。
第25話 ホットミルクにクッキーそして紅茶→←第23話 心配
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Mishu - 本当だ！確かにずっとウィランズになっていました！急いで訂正します。鈴雪さん、ありがとうございます！ (2020年12月15日 9時) (
レス) id: 7a14611e89 (このIDを非表示/違反報告)
鈴雪 - ヴィランズなのにずっとウィランズになてます。 (2020年12月8日 15時) (レス) id: ca98c9f5d8 (このIDを非表示/違反報告)
Mishu - 、さん» はい、ありがとうございます！以後、気を付けます。 (2020年8月23日 9時) (レス) id: 2a8baea33b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mishu | 作成日時：2020年8月23日 2時
