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23話 ページ25

ユーリside

俺は今、Aの家にいる。
というか、住んでいる。

正直、本当に居候させてもらえるなんて、思っても見なかった…。
だって、いくらスケーターとして俺を知っていたって、初対面のやつを家に泊めないだろ?!
俺だったら泊めないし。

Aはそういうとこが少し心配だと思う、いや、泊められてる俺が言うのも変なんだが。
まあ、これからは俺がいるからな!
変な奴らを俺が近づかせなければいいだけだ!!


『お風呂どうぞ〜、ってなにドヤ顔してんの。』

ユ「は、はぁ?!そんなんしてねぇよ!!風呂入ってくる。」

まさか顔に出てたとは…、少し恥ずかしいと思いながら脱衣所へと向かった。




ユ「ん…、やっぱ風呂はいいな。」

ロシアでも風呂に入ることはよくあったが、日本のように風呂に入る前に洗ったりしない。浴槽の中で洗う。
そのため、ロシアでは家族全員が同じお湯に入るなんてことは絶対にない。
だって、汚いだろ?


ロシア暮らしをしたことあるからか、そのことについてAも知っていたらしい。先ほどAに、体を洗ってから風呂に入れと注意された。


ユ「…でもやっぱまだ慣れないな。」

この生活にも慣れる日がいずれか来るんだと思うと、また少し恥ずかしかった。
つい、ブクブクと音を立てながら潜ってしまうのだ、誰にも見られていないのについ顔を隠すようにして。


『おー、ユリオ遅かったね。顔赤いもん、大丈夫?逆上せちゃった??』

ユ「いや、別に…、ちょっと考え事をしてただけだ。」

少し馬鹿にしながらも心配をしてくるAの声に心地よさを覚えながら、目の前に広がる美味しそうな夕食を見る。


…これは……!!




ユ「ピロシキ?!」

『そーそー、流石に生地を作る時間はなかったから、食パンで代用して作ってみた!!』


笑みを浮かべながらピースをつくるAは、やはり可愛らしいなと思ってしまう。

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小梅(プロフ) - 無気力系塩キャラメルさん» コメントありがとうございます。更新停止してしまい、本当に申し訳ありませんでした!更新できない間、まだ出ていないキャラクターと主人公との関係性やストーリー構成を考えることができたので、これからも小説更新に勤しみたいと思います。 (2017年2月20日 21時) (レス) id: b13ebfc049 (このIDを非表示/違反報告)
無気力系塩キャラメル - 合格おめでとうございます!続きが読めることがとても楽しみです!更新頑張ってください! (2017年2月20日 21時) (レス) id: c1b4f14014 (このIDを非表示/違反報告)
小梅(プロフ) - 莱都さん» 少々複雑ですが、そう言っていただけると嬉しいです笑 (2017年1月5日 12時) (レス) id: b13ebfc049 (このIDを非表示/違反報告)
莱都(プロフ) - 悶えてたら親にキモがられました笑 (2017年1月4日 17時) (レス) id: df90fb3b12 (このIDを非表示/違反報告)
小梅(プロフ) - 莱都さん» コメントありがとうございます。可愛いと言っていただけて、とても嬉しいです。これからも可愛いと思っていただけるようなユーラチカを書いていきたいと思ってますので、よろしくお願いします。 (2017年1月4日 17時) (レス) id: b13ebfc049 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小梅 | 作成日時:2016年12月11日 0時

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