12話 ページ14
勇利side
ヴィ「A〜、いつもみたいに俺の膝に乗らないのかい?」
『うるさいな、いつもって言っても5年前の話だろ。
俺は日本で学んだんだ、普通のやつは小学生でも兄の膝の上になんか乗らないとな!』
…さっきからこの二人の会話がこんな感じで続いてる……。
これって僕いない方がいいんじゃないの?!
僕、場違いじゃないかな…
ユリオもあんな喧嘩腰だったのに帰らず一緒にいるし…
最終的にロシア語で話し出して、僕だけがわからないような状態になったら……
もう僕耐えられないよ!?←
『勇利もおかしいと思うだろ?高校生にもなって人の膝に乗るなんてよ。』
勇「え?え、あ、うん。流石にないかな〜…。」
突然振られた話題に戸惑いを隠しきれず、曖昧な返答になってしまった…。
恥ずかしさを隠すため、弁当を口にかきこんだ。
ユ「ッケ、そんな馬鹿食いするからすぐ太るんだよデブ!!」
『こら、ユーリくん!勇利は太ってないよ、逆に筋肉があってムキムキなんだから!!』
ねーっ、と覗き込むようにして同意を求めてくるA。
ほっぺに米粒なんかつけちゃって、朝と別人の表情なのにやっぱりAだな。
勇「あ、ありがとう。そんなこと言ってくれるのAだけだよ。」
そんな彼に僕は助けられてばかりだ。
勇「あと、ご飯粒ついてるよ。」
『あ、こりゃ失敬。』
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小梅(プロフ) - 無気力系塩キャラメルさん» コメントありがとうございます。更新停止してしまい、本当に申し訳ありませんでした!更新できない間、まだ出ていないキャラクターと主人公との関係性やストーリー構成を考えることができたので、これからも小説更新に勤しみたいと思います。 (2017年2月20日 21時) (レス) id: b13ebfc049 (このIDを非表示/違反報告)
無気力系塩キャラメル - 合格おめでとうございます!続きが読めることがとても楽しみです!更新頑張ってください! (2017年2月20日 21時) (レス) id: c1b4f14014 (このIDを非表示/違反報告)
小梅(プロフ) - 莱都さん» 少々複雑ですが、そう言っていただけると嬉しいです笑 (2017年1月5日 12時) (レス) id: b13ebfc049 (このIDを非表示/違反報告)
莱都(プロフ) - 悶えてたら親にキモがられました笑 (2017年1月4日 17時) (レス) id: df90fb3b12 (このIDを非表示/違反報告)
小梅(プロフ) - 莱都さん» コメントありがとうございます。可愛いと言っていただけて、とても嬉しいです。これからも可愛いと思っていただけるようなユーラチカを書いていきたいと思ってますので、よろしくお願いします。 (2017年1月4日 17時) (レス) id: b13ebfc049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小梅 | 作成日時:2016年12月11日 0時