11話 ページ13
Aside
ユ「そんなんどうでもいい!!!俺はお前をロシアにつれ戻すために日本に来たんだ、明日にはさっさと帰るぞ。荷物まとめとけ!!」
『ユーリくんご立腹だね。』
勇「僕の時もあんなんだったなぁ…。」
ユーリくんがヴィクトルに対して怒っているのを傍観しつつ、俺は勇利と話していた。
せっかくの勇利との昼食が、ヴィクトルによって潰されてしまうのだ、今のうちに話しておこう。←
『ユーリくんとは、どんな会話したの?』
勇「んー、なんか、僕のスケーティングが正直言ってダメダメでさ…。もう自分でもわかるくらいに。そんで、名前一緒でしょ?だから…、"ゆーりは2人もいらない、早く引退しろ!!"って言われちゃって…。」
あー、言いそう…。
その大会は勇利が中等部の時のことで、中等部では部を設立することはできない。
だから、僕はその頃スケートに干渉してなくて、知らないのだ。
『んー、さすがに言い過ぎだと思うけど、これから一緒に練習していく仲間なんだ、なんとか仲良くやってこうぜ?俺も協力するしさ。』
勇「そうだね、僕も頑張ってみるよ。」
そんなたわいもない話をしていると
肩に重量感。
やや下から感じる痛々しい視線
…全く気がつかなかった。
ヴィ「も〜、Aを勇利に独り占めされて俺悲しいよ〜…。」
『やめろ、擦り寄ってくるな。』
後ろから回された手をどうにかはずそうとするが、もちろんはずせない。
肩に乗せられた顔をどかすために顎を上に持ち上げようとしても、なぜか動かない…。
なにこいつ強すぎ!!
視線はもちろんユーリくんのもので…(悲しいことにこの場に俺より身長低いやつがユーリくんしかいないため)
ユ「ッチ…気持ち悪りぃな…。」
『いやこれ俺の意思じゃないから、ここ一番重要なとこ!!』
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小梅(プロフ) - 無気力系塩キャラメルさん» コメントありがとうございます。更新停止してしまい、本当に申し訳ありませんでした!更新できない間、まだ出ていないキャラクターと主人公との関係性やストーリー構成を考えることができたので、これからも小説更新に勤しみたいと思います。 (2017年2月20日 21時) (レス) id: b13ebfc049 (このIDを非表示/違反報告)
無気力系塩キャラメル - 合格おめでとうございます!続きが読めることがとても楽しみです!更新頑張ってください! (2017年2月20日 21時) (レス) id: c1b4f14014 (このIDを非表示/違反報告)
小梅(プロフ) - 莱都さん» 少々複雑ですが、そう言っていただけると嬉しいです笑 (2017年1月5日 12時) (レス) id: b13ebfc049 (このIDを非表示/違反報告)
莱都(プロフ) - 悶えてたら親にキモがられました笑 (2017年1月4日 17時) (レス) id: df90fb3b12 (このIDを非表示/違反報告)
小梅(プロフ) - 莱都さん» コメントありがとうございます。可愛いと言っていただけて、とても嬉しいです。これからも可愛いと思っていただけるようなユーラチカを書いていきたいと思ってますので、よろしくお願いします。 (2017年1月4日 17時) (レス) id: b13ebfc049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小梅 | 作成日時:2016年12月11日 0時