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玲於side
次の日…起きると昼だった。
昨日結局…実咲と連絡を取らなかった。
あとで連絡するって言ったけど…
亜嵐くんといるのに連絡したってって思ったから
携帯を見ると…LINEが何件か来てた。
俺らのグループLINEと実咲からのLINE…
真っ先に俺は実咲のLINEを見た。
実咲おはよ!昨日は病院行けなくてごめんね?今日病院行ってきます!
一緒に付いてってやろうと思ってたんだけど…
今日、メンバーで実咲達にプレゼントする物を
選びにいく事になってるし…
とりあえず…間に合うか間に合わねぇかわかんねーけど、実咲に電話した。
実咲「もしもし…どうしたの?」
「病院もう着いちゃった?」
実咲「まだだよ?これから行くとこ」
とりあえずプレゼントは夕方でも間に合うし
万が一間に合わなくても頼めばいい。
「準備して向かうから病院教えて?」
実咲「え、いいよ!1人で行けるし、大丈夫!」
「なに、俺とじゃいやなの?」
実咲「そういう事じゃなくて…せっかくの休みなのに申し訳ない…」
「俺がいいって言ってんだからいいだろ?どこ?」
実咲「いつもありがと!〇〇病院だよ?」
「んわかった、とりあえず急いで向かうわ」
と言って電話切った。
.
とりあえずグループLINEに
佐野玲於わりぃ。今起きた。合流遅くなる
とだけ送ってダッシュで準備した。
病院だし、あんま目立たない服装にして
でも実咲に会えるからだせぇ服装も見せれないから
小物で飾るような感じでセットした。
タクシーを呼んで…実咲にLINEした。
佐野玲於準備できた。今から向かう
実咲玲於、準備めっちゃ早くない?笑
佐野玲於今年一早く準備したから笑 だから待ってて
実咲今、ちょうど病院ついたよ!病院の前で待ってるね!
俺んちからタクシーで15分くらい走らせた所に病院があった。
病院のロータリーに着いた時、
正面玄関の端にある椅子に座って待つ実咲の姿があった。
2日ぶりなだけのに…遠距離してる彼女に会った気分
.
.
「すみません…病院の入口ってどこですか?」
実咲「あ…あちら…って玲於?!」
「前に立ってても気付かないから痺れ切らした笑」
実咲「病院入口目の前なのに、なんでわかんないんだろう…変な人って思った!笑」
「ビックリしてたもんな笑 遅くなってごめんな?」
.
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作者名:M | 作成日時:2018年10月22日 1時