手を差し伸べてくれたのはあなたでした【2】

決心 ページ11

実咲side

玲於くんのおかげで、震えは止まった…。
久々に人の温もりを感じたかもしれない。

玲於くんありがと。
ほんの少し…決意は決まったかもしれない…。

気がつくと…みんなビックリしてて
空気が凍りついていた気がした…

隼くんがいち早く気付いてくれて
凍りついた空気を壊してくれた。

メンディーさんと歩美がハグするって話になって
龍友くんが本気で止めて…笑
メンディーさんみんなからいじられてて…
ほんとに愛されてるなと思ったら…笑っちゃった。

GENE高見てる時も…いつも笑っちゃう。笑

ほんとにこの人達が私は大好きで…
笑わせてくれたおかげで元気出た。

．

．

笑いが落ち着いた所で…
龍友くんに怪我大丈夫？と聞かれた。

やっぱりこの話になっちゃうよね。

私の大好きな人からも声が聞こえた…

亜嵐「歩美ちゃんから気持ち聞いたよ。ありがとね。すげー嬉しかったよ。」

あーもぉ…声聞くだけで…顔が真っ赤になる…

「はい…。怪我は大丈夫です…亜嵐くん直接言えなくてごめんなさい。遅くなったけど、誕生日おめでとうございます。」

照れながらお返事しちゃった…。
伝わってくれるといいな。

亜嵐「ありがと。あのさ…聞いていいのかわかんないけど…どうしてそんな大怪我してるの…？」

ついに来ちゃった…この質問…
ちゃんと話した方がいいのかな…

裕太「みんな気になってるんや。もしよければ教えてくれん…？」

涼太「無理しなくていいからね…？」

みんな優しく聞いてくれる…
けど正直どんな風に話せばいいかわかんなくて…

話したところで…どうでもいい話だよ…

助けを求めて歩美の方を見ると、
「うん」と頷いてくれた…。

そして私は話を始めた…。

「少し長くなりますが…お付き合いください…」

亜嵐「うん。ゆっくり話していいよ？」

亜嵐くんありがとう。

「私には旦那さんがいます。旦那さんもGENEのみなさんや三代目さんの事が好きで…趣味も合い意気投合しました。私はそれが無ければ…今の旦那さんとは結婚していなかったと思います。」

言葉にはしなかったけど…旦那さんがいますと
伝えた時…みなさん口を開けて唖然としてた…

「私の生き甲斐は、GENERATIONSのみなさんで…ご存知の通り、夢者修行の時からずっと応援してて…亜嵐くんのファンです。」

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