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恐怖 ページ33
実咲side
「あぁ〜夢の時間終わっちゃった」
歩美「ほんとだね〜幸せすぎたね。」
幸せな時間すぎて寂しくなっちゃう。
胸が締め付けられるような痛みで
もうこんな時間は二度と来ない…。
亜嵐くんはアーティストで私は一般人。
生きる世界が違うんだもん。
私には旦那さんもいるし、贅沢なんだよ本当に。
．
．
帰り道携帯を開いてみると…
着信20件…
え、なに…滅多に見ない数で…
親でも病院に運ばれたかと思うほどの数…。
19:05 桐島 翔平
19:06 桐島 翔平
19:10 桐島 翔平…
すべて旦那さんからの着信だった…
LINEも開いてみると…
翔平なにしてんの?
翔平帰ってこいよ今すぐ
翔平ライブだろうが関係ねーから
…なんで？あたしなんかしたかな？
歩美「実咲…？どうした…？」
「ううん、なんでもないよ？ さっ帰ろ！」
心配かけたくなくて…とりあえず何も言わなかった
なんか、嫌な予感がする はやく帰ろ…。
こんな翔平をみるのは初めてだ…。
だからこそ心配だ。
．
．
帰り道歩美と沢山話して
GENEファンで良かったね。
インスタに載っけたいね！後で更新する！
なんて言いながら…バイバイした！
急いで帰らなきゃ…と家まで走った。
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作者名：M | 作成日時：2018年9月10日 1時
