手を差し伸べてくれたのはあなたでした。 (ページ21)

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曲も好きで泣きじゃくってるけど…
亜嵐くんの顔をしっかり見たくて、
何回も何回も涙吹いて、頑張ってトロッコに目を向けた…

タイミングよく亜嵐くんのトロッコは目の前で止まった…

Love You Moreは女の人と絡んでて…
少し嫉妬…。胸がキュッと締め付けられた…
それでもまた少し泣いてしまった…

曲が花に変わった…
これもほんと好きな曲…

最初は反対側を向いてて、踊ってたけど
途中からこっちを向いてくれた。

F5の端の方だし、目立つ双子コーデだし
インスタも見てくれてたし…もしかしたら…
目が合えば気づいてくれるかもしれない…
と期待しながら一生懸命泣きながら名前を呼んだ…。

「亜嵐くーん、亜嵐くーん！大好き…！」

その時だった…
え…今のって…わたしに？

歩美「ねぇ…今実咲に指さして、笑ってなんか言ったよね…？」

「いつもありがとって…言ってた…
でもほんとに…わたしに？なんで笑ったの？
泣いてたからかな？いやわたしじゃないでしょ」

歩美「実咲以外に誰がいるの？笑インスタも見てて、ここまで指さして言ってくれるなんてあなたしかいないでしょ… 周り亜嵐くんファンそんないないし」

運がいいことに…周りは玲於くんファンと涼太くんファンが多くて…目立っている( ´•̥ω•̥` )

「たしかに…ほんとに今のはわたしにって事ででいいのかな…？」

目もあったし…
少しでも期待していいかな…？