文スト界のマキマさん3

100話 ページ20

場所は変わりうずまき


天使「連続強 姦事件？」



『うん、被害者は皆女子高生から女子大生、新社会人の女性と


若い女性が狙われている


ただの強 姦犯なら他の課に回されるけどうちに来たってことは』



天使「異能力者なんだね」



『そう言うこと


被害者の証言によると皆帰宅、又は部活の帰りの時間帯に急に景色が変わって


気づいたら知らない男がいた



逃げようとしたけど体が動かなくなってそのまま…って事だった』



天使「知らない景色っていうと何処かに飛ばされたのかな


それとも、異空間を作り出した？」



『そればっかりはまだわからないかな


でも被害者の情報では移動先はどうも皆同じみたい


真っ暗な場所で自分や男以外は何も見えないし地面以外は何も触れないんだって』



天使「へぇ…それで僕達はどうするの？」



『犯人は決まって夕方から日が沈む時間帯を狙ってる


犯人の特徴は被害者に聞いたけどフードを目深く被っていて男であること以外は分からなかったそうだよ


特徴が分からない以上捕まえるには犯人を誘き寄せるのが一番いいかもね』



天使「え、それって…」



『うん、ただ


被害者は一人になった瞬間に被害を受けた


犯人は異能力者ながら若い女性相手でも警戒しているのかもしれない



それに万が一天使くんと一緒に連れ去られたとしても男だとバレて却って危険だろうね



囮は私、私に怪しい人が寄ってきた瞬間に天使くんに捕らえて欲しいの


できる？』



天使「それ、Aでやる必要ある？


別に他のやつでもいいんじゃないの」



『もし、犯人が遠距離からでも能力を使用できる場合


きっと被害者同様身動きが取れなくなる


そんな時、相手できるのは私しかいないだろうしさ』



天使「…でも…いやだ」




『…天使くん


心配してくれてるんだよね


ありがとう、すっごく嬉しい


でも、私が強いの知ってるでしょう？



私を信じて欲しいな」



そう言い、天使の悪魔の頭を抱きしめるA




天使「っ///


っはあ〜


わかった、信じるよ…」




『ありがとう』

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