文スト界のマキマさん3

96話 ページ16

天使「それからの支配の悪魔との行動もずっと見てた



一緒に旅をして、二人でご飯を食べたのも


丸まってくっついて寝ていのも



Aが支配の悪魔に名前をつけるのも



中にはマキマを通じて自分からA似合いに行ったヤツらもいる


まぁ、僕もなんだけど…



悪魔たちはますます理解が出来なかった


けど皆不思議と見るのを辞めなかった


そんなある時、気づいたんだ…｣





そこで一息つくようにジュースを飲む



天使「ああ、自分も愛されたいなぁって…｣




太宰「…なるほど｣



天使「みんなマキマが羨ましいんだよ


悪魔はみんな孤独だからね


無条件の愛をくれるAが欲しくて欲しくてたまらないんだ



支配の悪魔も…マキマも、Aと出会ってから変わった


それはみんな知ってる


とても幸せそうで、満ちていた


だからAに愛を与えられ、幸せそうなマキマが羨ましい


マキマのようにAに愛されたい…



マキマのようになりたい｣




太宰「だから君達は


Aちゃんに愛されるように


Aちゃんに愛されたマキマのように


彼女を愛してるんだね？｣



天使「そういう事


だからAの望むことなら僕達は全力で賛成するよ



…もし、Aが許可を出してくれるなら


人間全員殺してやるよ


まぁ、Aは絶対許してくれないだろうけど…｣


はい、話おわり


と手を叩いて食事の続きをする天使の悪魔



太宰「…本当に君は悪魔だねぇ｣

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