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81話 ページ1

場所は戻って新幹線の中


銃を持った男たちが床に倒れてるAを見やると下卑た笑いを見せた


「たった一人の女を殺すだけで一億だもんな


こんな楽な仕事は無いぜ」



「おい、さっさとずらかるぞ


サツに見つかる前に逃げなきゃせっかくの一億もぱあだ」



そう言い、それぞれがAに背を向け移動した時



すっ


「あ?…」


一人が少しの物音を背に振り返った


そこには、血痕や銃撃による衣服の破れが見られるものの、傷は癒え、無傷で立っているAがいた



「テメェ、なんで生きてやが」


『ばん』


男が最後まで言い切る前にAが右手の人差し指をたて親指を上に突き上げる…


まるで拳銃のような形にして上記の言葉を言った瞬間



男の上半身が消し飛んだ


上半身を失った男の下半身はバランスを保つことなく倒れる



それを見て一瞬呆然とした他の仲間達だったがすぐに拳銃を取り出し再びAへ発砲する



『ばん


ばん



ばん


ばん』



それらの発砲を全て躱し、一人ずつまた先程のように仕留める



「ひっ、ヒィイイ」



そして最後に一人となった時Aは手を下ろし、


銃が手から滑り落ち腰を抜かした男の前でしゃがむ



『君達の目的は?』


「あ、あなたを…殺すこと、です」


恐怖でうまく話せない男を無視し、Aは続ける



『殺すのは私だけなんだね


もしかして、昨日公安を襲撃したのも君達?』



「っ…そ、それは…」


言い淀む男にAは痺れを切らしたように


『答えなさい』

と命令する


「ぁ…はい、俺たちがやりました



っ?!なんで口が勝手に」



『そう…


さっき、一億とか言ってたよね


君たちの依頼主は誰?』



「俺たちに依頼してきたのはーーー」



『そう、教えてくれてありがとう』ニコ



そう言い微笑むAに安堵した瞬間


ぴと



男の眉間に人刺す指があてがわれる


その意味を理解した男が口を開いた瞬間


『ばん』



その車両で生きている者はもう一人しかいなかった

82話→



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graply12(プロフ) - よく見ています! マキマさんが好きなので、ぜひ続けてみたい作品です! 頑張ってください!! (4月11日 19時) (レス) id: 53daeb10be (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 早く五期の場面に何ないかな?私、マキマさん大好きなんで嬉しいです! (10月29日 2時) (レス) @page25 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - すみません。オリフラが立っていることに気付きませんでしたが、皆さんのコメントのおかげで気付けました。ありがとうございました! (9月24日 19時) (レス) id: 3161557a20 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 冬花(プロフ) - オリlフラ立ってますよ (9月24日 15時) (レス) id: b2b1031b4f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖入りのココア - いつも見ている推し作品の続編待ってましたー!これからも無理は禁物ですが、頑張って下さい!あとオリフラ立ってますよ? (9月24日 13時) (レス) @page1 id: 5bf5725deb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっちゃん | 作成日時:2023年9月23日 17時

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