ハンター界の天使ちゃん2

43話 ページ13

『だったらさ、僕と友達になろうよ』



イルミ｢え？｣



『僕もね、ハンター試験を受けるまで友達いなかったの



だからイルミの言ってること理解は出来る


友達ってね、一緒にいたり考えるだけでなんかホワホワするんだよ


友達の為なら今までの自分より力が漲る、頑張れる』



イルミ｢そんなのただのまやかしだ


それに言っただろ


殺し屋に友達は邪魔なだけだって、だから｣



『僕強いから邪魔にならないよから大丈夫


君も友達を作ってみたら分かるよ』



イルミ｢…(確かに、こいつ見た目は弱そうだけど


試験の時のあの殺気、只者じゃないな



本当はキルアの友達だし殺したいところだけど、一筋縄じゃ行かないだろうな


かと言ってこのまま断ってても引き下がってくれなさそうだし…)


仕方ない



いいよ、君と友達になってあげる


ただ、俺が邪魔だと感じたらすぐ殺すから｣



『！うん、わかった！


僕らは今日から友達だ！よろしくイルミ』パァ



そう言いイルミの手を取り握手するA



『ここに来てから初めてだらけだ



友達が出来たのも、自分から友達を作るのも』



イルミ｢俺も友達は君が初めてだよ


よろしくねA｣


『そ、そうだな


イルミも初めてか…


初めて同士、仲良くやろう///』ホワホワ



イルミ｢っ…(可愛い


いや、何思ってんの俺)



これ、俺の電話番号


携帯に登録しといてね｣



『携帯か…僕持ってないから買わなきゃな



わかった、買い次第連絡するね


それじゃそろそろ僕行くから！


またね、イルミ！』


そう言い手を振りながら羽を広げ飛んでいくA





イルミ｢…またね、か…｣



俺もまた会いたいな


なんてね

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