絶望しかない… ページ24
____バチンッ_____
この音が…全ての始まりだった…
「「あ"ぁあああああああああ!!!」」
『うおッビビった…』
野太い絶叫、とそれに驚いた末者の声が暗い空間に反響する
「何故だぁあああどうしてぇええええ!!」
「嘘だろぉおおおお!!」
『なにごと?まぁ電気消えたしなぁ、ゲームでもしてたか』
比較的落ち着いている末者が2人の様子を見に行く
『どーもー電気デリバリーで〜す、お兄さんは何のゲームしてたの?」
弟「ドン勝!もう少しだったのに!!」
『うわ〜最悪だな、取り敢えず集合』
目が慣れてない弟者と手を繋ぎながら兄者も迎えに行く
『兄さーん、無事?』
兄「無事じゃない…レースやってる途中だったのに…」
『お気の毒に、ハイじゃあ集合』
ガチへこみしている兄と不貞腐れ気味の片割れの手を引きながらリビングに戻った
『はい、我が家は只今停電しております』
「辛すぎる…」「はぁ…」
ため息が止まらない兄弟
『外食ですね』
兄「ご飯食べたかった」弟「俺も」
『あら嬉しい』
家の中が暗くても明るい声が聞こえてくる
弟「早く治るといいなー」
兄「すぐに頼むか」
『私たちに電気が無いのは酷だね、人類は電気が無いと生活が出来ないのか…』
弟「深い…」
兄「んなこと言ってんなよ、行くぞ」
今日はみんなで外食、あれがいいだのこれは嫌だの言いながら結局は仲良く食べ、たまには外食もいいもんだと考えた
『このままおついちさんのとこ行っちゃう?』
「「賛成」」
おついち宅に押しかけ騒いで迷惑をかけ楽しくその日の夜を過ごした
「お泊りだー!」「イエーイ!!」
「そんなに騒ぐなよ」「今さら言うの?」
持つべきものは友である
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NO NAME - コメント失礼します!リクエストよろしいでしょうか? (2018年4月23日 18時) (レス) id: 327e74f0c2 (このIDを非表示/違反報告)
とらねこ(プロフ) - 小心者さん» ありがとう( ´ ▽ ` )ノ気長に待ってます (2018年4月19日 16時) (レス) id: 9cd26393a2 (このIDを非表示/違反報告)
chie☆(プロフ) - 小心者さん» ∩(´∀`)∩ワァイ♪ 楽しみに待ってる☆ (2018年4月19日 14時) (レス) id: 04354e8005 (このIDを非表示/違反報告)
小心者 - とらねこさん» リクエスト、ええで (2018年4月19日 7時) (レス) id: 25326cb396 (このIDを非表示/違反報告)
小心者 - chie☆さん» 好きだなんて、お受けします (2018年4月19日 7時) (レス) id: 25326cb396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっと | 作成日時:2018年3月15日 18時