4話 ページ6
声が聞こえた方へ顔を向けると、高身長の男が立っていた。
私と同じ黒髪で、金色の髪飾りを付けている。
ジッパーをモチーフにし、服は胸元を大きく開けている、不思議なファッションだ。
「気分はどうだ?」
「………あなたは…誰ですか。…ここは何処ですか…。」
「質問を質問で返されたのは初めてだな。俺はブチャラティ。ここは俺達のアジトだ。」
男はおかしそうにフフ、と笑い、私の質問に答えてくれた。
話をしている感じでは、すごく優しそうな人だ。
だが、油断は出来ない。
最後の“俺達のアジト”という言葉が妙に引っかかるからだ。
パパは言っていた。
アジトは危ないから近づいちゃダメだって。
その警告を無視してしまい、私がアジトへ近づいてしまったせいで………。
手に力が入り、掴んでいた毛布をぎゅっと握る。
そして、震える声で聞く。
「アジトって…?」
眉間に力が入る。
ぎゅっと握っていた布団を剥ぎ、相手の方へ体を向ける。
答えによっては、私はこの男を容赦しない。
「ああ、おれは_______」
冷や汗がだらだらと流れ出て、呼吸が荒くなる。
「___ギャングだ。」
「ランゲージ・オブ・フラワーッッ!!!!」
その一言が聞こえた瞬間に、私はその名前を叫んだ。
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やまねこ(プロフ) - まるさん» 外したのは確認したはずなのですが、また付いていました。申し訳ございません。、ご指摘ありがとうございます。何かしらのバグかもしれないので、1度運営に問い合わせてみます。 (2018年11月28日 22時) (レス) id: 0506de94f9 (このIDを非表示/違反報告)
まる - オリジナルフラグ、外れていません。編集画面の注意事項をちゃんと読まれたのでしょうか?コメント欄の上の設定キーワードの右端に「オリジナル作品」と出てます。外れていません (2018年11月28日 21時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
やまねこ(プロフ) - コメントで削除宣言をしてしまいましたが、お気に入りに登録してくださっている方、評価をしてくださっている方がいらっしゃるため、これからは利用規約等きちんと確認し、皆様のご迷惑のないよう、気をつけますので、これからもどうかよろしくお願いします。 (2018年11月22日 20時) (レス) id: 0506de94f9 (このIDを非表示/違反報告)
やまねこ(プロフ) - まるさん» ご注意、誠に感謝致します。占いツクール初心者故、そのような所の意識が出来ておりませんでした。皆様の不快になるような事をしてしまい申し訳ございません。作品は消させていただきます。ありがとうございました。 (2018年11月22日 16時) (レス) id: 0506de94f9 (このIDを非表示/違反報告)
まる - そうした違反作品が増え、占ツクが無法地帯だと言われる要因の一つにもなります。ルールをきちんと理解し、守り、皆が楽しく活動できる占ツクになるようご協力下さい (2018年11月22日 3時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまねこ | 作成日時:2018年11月21日 23時