♯１２２ ページ24
『場地くんやっほ〜。調子どう？』
場地「これくらいなんともねーよ。寝たからもう治ってんじゃね」
『そんな訳ないでしょー。全治どれくらい？』
マイキーくんと場地くん、変なところで似てるな…。幼馴染なんだっけ？考え方まで似るものなのかな。
場地「…頭の方は何針か縫った。しばらく入院だとよ。
腕はやっぱ折れてたワ。全治３ヶ月らしいけど、治ってもすぐには喧嘩できねぇらしい」
『そっか…』
場地「ンな顔すんなよ。コレは誰のせいでもねぇ」
そんなに顔に出ちゃってたかな。
でも、場地くんの言う通りだ。私が気に病んだら、その怪我はかずくんやマイキーくんのせいってことになっちゃう。だから、誰のせいでもない。
場地「それより、オマエは平気なのかよ」
『うん、全然平気！ひと足先に退院しまーす』
ピースサインを作って前に突き出すと、そりゃ良かったワ、と安心したように笑ってた。いい人だなぁ。良くも悪くも真っ直ぐで、圧倒的光属性。周りの人をも照らせるくらい、眩しい。
場地「ありがとな。結局、色々と助けてもらっちまった」
『なぁに言ってんの！
場地くんは私の大切な人で、一虎くんやマイキーくんは私にとって、そして場地くんにとっても大切な人！困ってたら助ける、これ当たり前』
場地「……そうだな」
『分かればよろしい。
でも、独断専行は怒ってるからデコピンね』
バチィンッッ
驚いている場地くんを他所にデコピンを放ったら、過去一の威力かつ命中精度だった。私の指もちょっと痛い。えっデコピンでこんなに威力出ることある？？
場地「いってぇ！！」
『ごめん思ったより威力が…ほんとごめん……』
場地「オマエなぁ…！」
『
むにーっと両頬を摘まれた。ちょっとだけ痛かった。でもさっきのデコピンの音かなり大きかったから、あれに比べたら全然マシだと思う。マジでごめん。
もう摘まれないように両頬を押さえていると、もうしねぇよってくしゃりと頭を撫でられた。頭撫で慣れてるのかな？力加減がちょうど良くて優しい。猫になった気分。
ﾏｲｷｰ「場地ー、A見てねぇ……は？」
場地「ヤベ」
そこにマイキーくんが入ってきて、場地くんは自分何もやってませんと言わんばかりに両手を上げて降伏のポーズを取った。つられて私も同じポーズを取る。マイキーくんのお顔が怖かったです。
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ミルクレープ(プロフ) - Niarさん» わ！ありがとうございます〜！更新頑張ります✨姉ちゃんファイトですね！！ (4月5日 14時) (
レス) @page21 id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
Niar(プロフ) - おもしろーい！ご無理のない程度に更新頑張ってください☺️応援しています！！姉ちゃんもファイトだ💪 (4月5日 14時) (レス) id: ca0bb8898a (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - ヨゾラさん» えーー！とんでもね〜ハピネスコメントが届いていて幸せです❕💞ありがとうございます！！更新頑張りますのでこれからも読んでいただけたら嬉しいです🙌🏻 (4月3日 13時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
ヨゾラ(プロフ) - 初コメ失礼します！これまで見た東リベの小説の中で一番面白いです！！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (4月3日 13時) (レス) @page14 id: 0c095cdac6 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - ミルクレープさん» 分かりました、リクエスト楽しみに待ってます (3月28日 16時) (レス) id: 62e44145e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクレープ | 作成日時：2023年3月9日 23時
