オマエの姉ちゃん、オレの嫁３【東京リベンジャーズ】

♯１２１ ページ23

千冬くんはタケミチと一言二言交わし、またメールしますねと帰って行った。




ﾀｹﾐﾁ「何の話してたの……？オレ割り込んじゃダメな感じだったよね…」


『いや、そんなことないと思うけど…週末、水族館一緒に行こうって話になって』


ﾀｹﾐﾁ「……あー、なるほど…」




そっかぁ千冬も…と呟いていた。千冬くんも？なにが？けどそれを聞く前に、楽しんできてねって言われてこの話は終わった。なんだったんだろ。




ﾀｹﾐﾁ「あれ、でも姉ちゃん足首捻挫してなかった？平気なの？」


『なんか私、人より足首柔らかいみたい。おかげで捻挫も軽度だし、大人しくしてれば１週間かからず治るだろうって』


ﾀｹﾐﾁ「なにそれ……」




姉ちゃんがどんどん常人離れしていく…と打ち震えている。タイムリープしてる時点でキミもかなり常人離れしてると思うけど。




『聞いたよ。場地くんに東卍託されたんだってね』


ﾀｹﾐﾁ「うん……千冬や姉ちゃんがいてくれたからだよ。場地くんも一虎くんも死ななくてよかった…」


『だね。千冬くん、色々悩んでたみたいだから、相談や協力が必要なら、手を貸してあげるんだよ？』


ﾀｹﾐﾁ「もちろん！！」




それから、事前にメールで頼んでおいた着替えを受け取る。他にも、まだ読了してない本と飲み物を持ってきてくれた。弟がいい子すぎる…！




『ありがとう〜！！
明日には退院できるから、もうタケミチもゆっくり休んで』


ﾀｹﾐﾁ「うん。姉ちゃんも無理しないでね」




元気いっぱい手を振って帰路に着いた。
明日は身支度済ませて、場地くんのところ行こーっと。あとは帰って、しばらく家でゆったりかなぁ。

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