♯１１６ ページ18
ﾏｲｷｰ「場地……聞こえるか…？」
マイキーくんの声に、掠れた声で返事をする場地くん。
場地「解散だ…もうみんな動けねーよ……」
場地くんの出血量の心配とか、あちこち痛いこととか、マイキーくんの話とか。いっぱい色んなこと考えすぎて涙が止まらない。どうしよ、今の私とんでもない不細工だと思う。でも止まらないんだ涙〜〜！！
場地「泣きすぎだっつの…」
『うぅ……手当てしなきゃ…このままだと失血死しちゃうぅ…！！』
場地「分かった、分かったから泣くなって…！」
綺麗な布とガーゼと包帯と…あと何要るっけ？？とウエストポーチの中身をひっくり返しながらひとまず処置をする。
場地「泣いてる割に手際良いなオイ」
なんか困惑してる場地くんを千冬くんに託すと同時に、遠くの方からサイレンの音が聞こえてきた。
ﾄﾞﾗｹﾝ「
千冬「場地さんはオレが連れていきます！」
ﾀｹﾐﾁ「おっ、オレも手伝うよ！」
ﾄﾞﾗｹﾝ「頼む。おい一虎、聞こえっか？！はけんぞ！」
マイキーくんに手を貸しながら、ドラケンくんはかずくんに手を差し伸べる。…が、かずくんは静かに首を横に振った。
一虎「ドラケン……オレはいい、残るよ。オレが起こしたことだ…ケジメをつけたい」
『かずくん…』
一虎「手、本当にごめん。首も…あちこち怪我したよね」
瞳に涙を浮かべて、かずくんは優しく触れる。そして、ありがとう。と自分のネックレスを握りしめ、マイキーくんに向かって深々と頭を下げた。
一虎「今度こそ、ちゃんと更生する。許してほしいなんて言わない…真一郎くんのことも、場地やAにしたことも…一生背負って生きていく」
『……面会行くからね。その時にまた話そう』
ﾄﾞﾗｹﾝ「Aちゃん、乗って。急ぐぞ」
捻挫を察したドラケンくんに背負われ、私はその場を後にした。
＿＿＿＿＿2005年１０月３１日
東京卍會150人ＶＳ
この類を見ない大抗争は東京卍會の勝利。
そして逮捕者１名を出すという結果に終わった。
この抗争は後に“血のハロウィン”と呼ばれる。
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ミルクレープ(プロフ) - Niarさん» わ！ありがとうございます〜！更新頑張ります✨姉ちゃんファイトですね！！ (4月5日 14時) (
レス) @page21 id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
Niar(プロフ) - おもしろーい！ご無理のない程度に更新頑張ってください☺️応援しています！！姉ちゃんもファイトだ💪 (4月5日 14時) (レス) id: ca0bb8898a (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - ヨゾラさん» えーー！とんでもね〜ハピネスコメントが届いていて幸せです❕💞ありがとうございます！！更新頑張りますのでこれからも読んでいただけたら嬉しいです🙌🏻 (4月3日 13時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
ヨゾラ(プロフ) - 初コメ失礼します！これまで見た東リベの小説の中で一番面白いです！！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (4月3日 13時) (レス) @page14 id: 0c095cdac6 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - ミルクレープさん» 分かりました、リクエスト楽しみに待ってます (3月28日 16時) (レス) id: 62e44145e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクレープ | 作成日時：2023年3月9日 23時
