三百三十五番星 ページ15
ホーク「面白ぇ!俺も鼻が鳴るぜ!!」
メリオダス「どうやらお前も鍛錬が済んだみてーだな、ホー…ク……」
メリオダスが笑顔のまま固まった。
皆と共に修練窟に入っていたらしいホークの姿が、とても奇妙だったのだ。驚くのも当然である。
見つめ合う私達の間に沈黙が流れる。がしかし、戸惑いが勝り目を逸らした。
『そういえばザネリ殿。ザネリ殿が此方にいらっしゃるということは、エリザベスは試練を突破したのでしょうか?』
ザネリ「え?あ、鳴呼…」
ホーク「無視かよ!!!」
私の知っているホークは、頭に立派な角を生やし、全身硬い鱗のようなもので覆われている珍妙な動物では無い。……珍妙なのは元からだな。
するとホークを筆頭に、修練窟から皆が出て来た。
何なんだ、修練窟とやらは。変化が凄いぞ。
マーリン「アーサー、その頭の上の珍妙な物体はどうした」
アーサー「な、謎です…」
白と赤の猫のような生物。愛いが……何だか妙な気配をしている。あまり好かんな。
スレイダー「よちよちいい子ね〜」
グリアモール「うわぁぁあん!こあいよ〜〜!!」
ギル「グ、グリア…」
ハウザー「モール…なの?」
グリアモールなんて幼児化している。ちょっとの変化なんて言ってられない。どうしたマジで。
あのガタイのいい男が、こんな可愛らしい子供に戻ってしまったのだ。小さい頃から一緒だという二人も、驚きで顔が引きつっている。
アーサー「え……A…なんでその姿に?もしかして、また自我を!?」
『あ』
アーサーが心配して近づいてきてくれる。
うっかりだ。まだ
しかしその瞬間、マーリンから貰った腕輪が光を帯びた。
『え……!?』
キィィィン、と耳をつんざく様な音がする。私が暴走している訳じゃない。この腕輪からだ。
これは、マーリンから貰った腕輪。武器の収納以外のことは何も聞いていない。
……聞かされていないだけで、まだ何かある…?
_______パリンッ
鏡の割れるような音と共に、私の意識は途切れた。
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ミルクレープ(プロフ) - こはねさん» ほんとにいつもありがとうございます!!超励みになります😭✨更新不定期なのに待っていてくださって、ほんと感謝です!!!これからもよろしくお願いします〜💖💖 (2023年3月11日 23時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - こはねさん» ハートの通知は区切りのいいとき(10個押されました、など)に来るようになってます!誰が押したかはわからないです!いえいえ全然!!こはねさんはいつもコメントくださるので嬉しいです!!コメント1つでハート100個分くらいの嬉しさがあります💞 (2023年3月11日 23時) (レス) @page48 id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
こはね(プロフ) - 来るんだったら、私こんなにコメントしてくる癖にハート押さずに終わるなんて酷すぎないか、、!?と思ったところです、、、、。 (2023年3月11日 23時) (レス) id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
こはね(プロフ) - 私続きが気になりすぎて、ハート押さずにすぐ次にいくんですけど、ハート押したらこはねさんがハート押しました的な通知って来るんですかね、、?? (2023年3月11日 23時) (レス) @page47 id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - こはねさん» この終わり方自分的に大満足だったのでそう言っていただけて嬉しいですෆ この先ちょっとストーリーが精神的ダメージ大きいので…何回か書き直すかもです……。どんどん更新していきますね!コメントありがとうございます⸜(*ˊᵕˋ*)⸝ (2023年3月9日 23時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルクレープ | 作成日時:2022年8月16日 13時