元星柱は大罪人６【七つの大罪】【鬼滅の刃】

三百三十三番星 ページ13

そうこうしていると、メリオダスに腰を引かれる。そろそろタイムリミットらしい。そんな私達の様子にゼルドリスはドレファスと共に向かってきた。
ドレファス…お前は此処に居たのか。ハウザー達を傷つけたのは絶対に許さん。





『氷姫の呪縛(アイスシール)』





二人に切っ先だけ触れて氷漬けにする。
どうせ直ぐ撃破されてしまうのだろうが、後ろの奴らの間抜け面を拝めて満足だ。私は少々性格が悪いらしい。


〈十戒〉の奴らを睨めつけて、私達は再び転送(とん)だ。








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ﾍﾝﾃﾞｨ「メリオダス殿！A殿！！」


ｷﾞﾙ「無事で良かった…！」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「だから言ったろ？ほんの挨拶に行ってくるだけだって」





元の場所へ戻ると、皆安堵の表情を浮かべて駆け寄ってきた。鳴呼、ザネリ殿も居るな。

私のこの姿から、瞳に恐怖が滲んでいるのは明白だった。それでも、私達の身を案じてくれている。
何ともないと告げて刀を腕輪に戻す。





ﾊｳｻﾞｰ「A、お前その血は…！？」





指摘されて頬を拭うと、べっとりと血がついていた。ガランの血、うっかり拭き忘れていた。






ｼﾞｪﾝﾅ「血！？お主ら、本当に何をしてきた！！」


ﾒﾘｵﾀﾞｽ「なーに、下手なことしたらぶっ飛ばすって釘刺してきただけさ」




ジェンナ殿とキング殿の顔がみるみる険しくなり、残りの奴らは顔を引きつらせている。


そして、辺りに怒号が響き渡った。耳が痛い……。

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