約束の有効期限『I.Mizuki』続

修学旅行8 ページ8

瑞稀が寝たままの状態で少し経つと








先生｢もうすぐ駅着くから荷物まとめとけよ〜｣









という先生の指示がかかった








そろそろ起こさないと…






瑞稀を見るととても気持ちよさそうに寝ていて…








よく見たらまつ毛とかも長いし、









A｢やっぱり……/////｣









むしろ私より女装したら可愛いんじゃない？とか思ってたら









瑞稀｢ん…………？｣









瑞稀の目が少し開いた









A｢えっ…瑞稀起きてたの？！｣








瑞稀｢Aの声で起きたの…てか俺…肩に…｣









目を擦りながらつぶやく瑞稀…





まだ少し眠そうで…









A｢そっか…起こしちゃったね…｣









瑞稀｢ﾌｧ〜……大丈夫、もうすぐ着くし。｣









少しバスが走ると駅に着いた









みんながバスから降りてホームに向かって、
新幹線に乗り換えた。









新幹線での移動はすごく長くて、前半は4人でカードゲームとかをして楽しかった。






瑞稀｢上がり〜｣






A｢えっ！｣






橋本｢また瑞稀1位かよ！？｣






彩名｢強いわww｣






瑞稀｢みんなが弱いんだよww｣






ゲームを進めると…






彩名｢はい、A最下位〜｣





A｢嘘でしょ？！絶対勝てると思ったのに！｣





罰ゲームは最下位の人が１位の人のお願い事を何でも聞くこと






橋本｢最下位の人が1位の人の願い事〜｣






瑞稀｢何にしよっかな〜｣






まるで小悪魔のように笑う瑞稀




瑞稀｢また考えとく｣




A｢そんな事ある？！｣




それからもみんなで楽しくすごしたけど…






それでも暇が潰れることはなくて……





瑞稀｢…………｣


A｢…………｣


橋本｢…………｣


彩名｢…………｣




4人とも爆睡でした。









瑞稀｢Aー……てよ………｣





瑞稀の声が聞こえる……

けど、睡魔には勝てなくて……





A｢ん…まだ眠い……｣





瑞稀｢Aー…起きてよー…｣






A｢眠いんだって……｣







瑞稀｢もう…置いてくよ。｣





A｢やだっ！｣





急に目が覚めた！





瑞稀｢急に起きたなww｣






A｢だって…置いてかれるって！｣







瑞稀｢ほんとにA面白いwほら、もう着くから。｣






A｢えっ！もう？！｣






新幹線に付いている電子板を見ると





『長崎』の文字。





私達は荷物をまとめて新幹線から降りた

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