大丈夫だよ (ページ36)

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リビングで待ってると、相葉くんにおぶられてきた真っ青な顔のニノ

横でそっと背中をさすってあげている智くん

まだ、気持ち悪いみたいだから、俺は、横で袋を広げて待機中

ポツリポツリと話してくれた内容はとってもニノらしい話だった

すると、また気持ち悪くなってきたみたいで俺の服をクイっクイっと引っ張るニノ

｢いいよ、ここに出しちゃいな｣

なかなか吐けないのか、｢うぇっ……｣と嘔吐くだけのニノ

すると、その様子を見て、松潤が
｢ごめんな、辛いけど楽になるからな｣と強めに背中を叩いてあげてさすってあげる

N｢やだっ、、、、うぇっ、、、、ケホッうぇっっっ｣

生理的な涙なのか辛い涙なのかどっちもだろうけど、見てる側も泣きそうになる

N｢んっ、、、、ケホッケホッ、、、、もうヤダ、、、、｣

波は落ち着いたみたいでようやく顔をあげれた様子
でも、まだ、具合は悪そう

もう可哀想で
｢ニノ？おいで？｣と手を広げる

N｢でも、戻しちゃうかも、、、、｣

｢いいよ、そんなの心配しなくて、、こっちおいで｣
といったら恐る恐る来たニノ

そっと抱っこしてあげて
｢辛いな、、、、、おさまってる間に寝ちゃいな
こうしててあげるから｣

と、刺激にならない程度に背中をトントン
すると、抱っこしてた体が重くなった

O｢このまま、しばらく寝れたらいいんだけどねぇ｣
と、みんな心配の顔

｢ちょっとニノ熱あるかも｣

J｢えっ？まじ？｣
と起こさないように松潤がそーっと体温計を挟んでくれる

J｢37.5度、あぁ熱でてるわ｣

見た感じ微熱だけどニノにしては高い体温

J｢苦手なもの食べて気持ち悪くなっちゃっただけだと思ってたけど、最近忙しそうだったし、それもひきがねになって急性胃腸炎になっちゃったのかもね｣

A｢多分、すぐには治らないよね
どうしよ、俺、明日朝から仕事だわ｣

O｢おれもちょっと用事あって｣

J｢おれも明日、打ち合わせ｣

｢俺は、たまたま、空いてるわ
大丈夫だよ俺みとくから。みんな、明日仕事あるんだったら、もう寝な？ニノも今のところ寝れてるみたいだし、俺も寝るから｣

そう？と心配してなかなか寝室に行かないみんな

｢もーうっ俺、大丈夫だって、ちゃんと見てるから笑｣

じゃあね、おやすみ、よろしくねとやっと寝てくれた

今は落ち着いてるし一緒に横になって寝ちゃお