大丈夫だよ (ページ30)

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A

｢行っちゃったね｣

J｢うん、サンドイッチ全然食べれてない｣

いつもに増して青白かった顔

｢そういえば、起こしに行った時ニノ、目眩起こしてたかも、、、、｣

J｢んー、貧血っぽいね｣

ごめんと嘆いた時、悲しそうな顔

多分、今も自分を責めちゃってるんだろうな

これは、ニノの悪い癖

昔から、体調とかを崩すとなんでと、また、迷惑をかけると自分を責めてしまう

ニノのせいじゃないのにね

そして、1人で何とかしなくちゃと頼れずにいる

こっちは、いつ倒れるのかといっつもヒヤヒヤしてんだけどね、

………………………………………………

ニノ以外揃った、食卓

S｢さっき帰ってくる時にマネージャーさんに聞いたんだけどニノ、今日の仕事終わって帰ってきたらやっと休みらしいよ｣

S｢まあ、ドラマがあるから、予定変更になるかもしれないけどね｣

良かった、やっとニノが休める

｢じゃあ、今日はニノのこともうちょっと待ってあげよ！｣

……ガチャッ…………

｢ニノだ！｣

もうちょっと待ってよってみんなと話してからすぐにニノが帰ってきた

O｢ねぇ、ニノ遅くない？｣

そういえば全然部屋に入ってこない

｢ちょっとみてくる｣

そう俺が言うと｢おれも｣、｢おれも｣と結局みんなで見に行くことに

｢ニノ～？帰ってきてるんでしょ？｣

そうやって玄関を覗くと

N｢はぁはぁ、はぁっ｣

A｢ニノ！大丈夫？｣

不自然な呼吸

N｢はぁ、相葉さんっハァハァっ……なんか、ドキドキする、んっ、、、、｣

珍しくニノが不調を訴えてくる

ニノが、ゆらゆらしてたから、支えてあげる。そしたら、みんながバタバタとリビングに戻っていく

もう、俺とニノがリビングに行った時は、もう、ニノの看病セットが完成してるんだろうな

｢よしよし、大丈夫だよ。手、冷たいね、ちょっと落ち着いたらリビング行こうね｣

冷たい手を握って温めてあげてるうちに少し落ち着いてきた

｢落ち着いてるうちにリビング行っちゃおっか｣

N｢相葉さん、立たせて、、、、｣

力が抜けちゃったのか手を伸ばしてくるニノ

自分でももう、諦めたのか、甘えてくるニノ

それでいいんだよ

番組だと距離が近いニノはこういう時に遠慮しちゃうからね

ニノは、こうでなくっちゃね

これからは、我ら嵐がニノちゃんをドーンと甘やかしちゃいます