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#4【終電】 ページ5

『お前“しょうがないな”ってなんだよ、それ私が言いたいんだけど』

「すまんすまん」

『そんな事言ってないでBroooock客室に運んできて。布団は私敷いとくから』

「わかった」


そしてBroooockを運ぶ為に再びリビングに戻るシャークん。
その間に二人分の布団を敷く。
とんだ奴らが家に上がりこんで来たもんだわ・・・
明日二日酔いしないか心配だな、しじみあるかな、なんて考えながら軽くゴミ掃除をする。


「A〜Broooock連れてきた〜・・・ってお前此処で寝んな!!重いんだよ!」

シャークんに凭れた儘また眠りに入るBroooock。
“全く・・・”と言いながらもしっかり最後まで私のお願いを聞いてくれた。


『早く寝て。シャークんが大人しくしてくれないと私が安眠出来なくなるでしょ』

「ん〜・・・おやすみ・・・」

『はいはい、おやすみ』


そして客室の襖を静かに閉めて自室に戻る。
すると、部屋の中には着信を告げる音が鳴り響いていた。
私はすぐさま電話に出ようと、番号も見ずに応答した。


『はい』

「ごめんねこんな時間に電話しちゃって。
さっきからずっと掛けてたんだけど、あずちゃん中々出ないな〜って思ってて」

『あ〜・・・・・・Namakuか。ちょっと酔ったBroooockとシャークんの介抱してて気づかなかった』

「あぁ、それはご愁傷様で〜」

『絶対思ってないでしょ。んで、要件は?』

「ごめん、重要って訳じゃないし何なら私情絡みなんだけどさ。
俺最近寝れなくて。今だけでいいから話し相手になってくれない?」

『私でいいの?他に信用してる人間の方が良いと思うんだけど』

「今はあずちゃんがいいから」

『ん。まぁいいよ』


そしてNakamuと色々な話をしていると、急にNakamuの声が聞こえなくなった。
代わりに聞こえてきたのは、Nakamuの寝息。


『・・・おやすみ、Nakamu』

静かに電話を切った。
時間を見ると、もう翌日の3時。
もうそろそろ寝ないとな〜と思って部屋の電気を消し、布団へ潜り込んだ。
今日はなんだかとても疲れた。
明日、早く起きれるだろうか、と考えた頃には意識はもう夢の世界へと飛んでいた。

#5【翌日】→←#3【終電】



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七瀬(プロフ) - トロピカルじゅーすさん» ありがとうございます。この先も更新頑張っていくつもりですので応援、支持等宜しく御願い致します。 (2021年12月6日 22時) (レス) @page42 id: 89fde1295b (このIDを非表示/違反報告)
トロピカルじゅーす(プロフ) - やばい、夢主が熱出したときの他の実況者さん達の反応が好きすぎます。更新楽しみにしてます! (2021年12月6日 21時) (レス) @page41 id: f1623e6737 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬(プロフ) - ルネさん» ありがとうございます。これからもこの作品を支持して頂けると嬉しいです。 (2021年11月11日 22時) (レス) id: 89fde1295b (このIDを非表示/違反報告)
ルネ - 某青い鳥の再現度が凄い…そして活動名のネーミングセンスも半端ない…好き。 (2021年11月9日 18時) (レス) @page18 id: c5f3fb9fd9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:七瀬紫苑(レイピアさん。) | 作成日時:2021年10月31日 10時

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