永瀬くんの家。 ページ14
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「え、え、あの！あっおじゃまします！ちょ永瀬くん…！」
あの後断り続けるも永瀬くんに強引に手を引かれ、永瀬家の門を通ることになった。
男の子の家なんて小学生以来で、
軽くパニックになる私を気にも止めず
永「親は共働きやから今うちにはおらんで。
はいこれ、タオル」
慣れた手つきでタオルを投げる。
「あ、ありがとう…」
新品みたいなふかふかのタオルは永瀬くんの匂いがする。なんだか照れくさい。
永「俺風呂入ってくるから適当にくつろいでて」
「えっ」
そう言い残すと永瀬くんはお風呂場へ消えていった。
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「うーん」
それにしても綺麗な部屋だ。
男の子の部屋ってもっとこう、ぐちゃぐちゃ！としているのかと思っていたけど、永瀬くんは掃除とかちゃんとやりそうだし。
「私の部屋とは大違い……」
自分の地獄みたいな部屋を思い出し切なくなる。
机にはアロマディフューザーらしき物まで置いてあった。下手したら永瀬くんの方が女子力が高い。
「お」
ワンパンマンの新刊だ。
くつろいでていいって言ってたし、読んじゃお
そう思って綺麗に整列された本棚に手を伸ばした時、
ガチャ
永「上がったで」
急に扉が開き、永瀬くんが入ってきた。
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「うわっ！！！びっくりしたぁ、
…え、ええええちょ！！服！！服きて！！、！！」
あのふわふわの髪の毛はぺちゃんこで、首にタオルをかけた永瀬くんは何故か上裸だった。
小学生以来の男の子の家で、上裸。
大パニックである。
永「てかA膝擦りむいてるやん」
そういえばさっき擦りむいた気が…
いや、まずそれ所じゃない。
早く服を着ろと喚く私の声は耳に入ってないのか、引き出しから消毒液と絆創膏を取り出した。
永「ほら、見せてみ」
「い、いいいや、いいです！」
永「うるさい、黙って俺の言うこと聞いとれ」
そう言ってギロリとこちらを睨むと、床に座る私の傍に腰を下ろし膝裏に手を回した。
軽く長い沈黙が訪れ、
まだ濡れたままの髪の毛から水滴が落ちて、スカートを濡らす。
永瀬くんの手が添えられた左膝がじんじんして、体中が熱をまとう。
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どうかこの熱が永瀬くんにバレていませんように。
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だだ(プロフ) - Kyaoshoさん» またコメントありがとうございます〜！！！(;-;)れんれん可愛くかけてますか！！良かったです…！！！楽しみだなんて言われてしまったら頑張るしかないです！！(^^) (2019年10月20日 12時) (
レス) id: f8fe4bbe58 (このIDを非表示/違反報告)
Kyaosho(プロフ) - 続きが本当に楽しみですー！！れんくん可愛いー！ (2019年10月20日 1時) (レス) id: b313c5765f (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - Nextさん» あああコメントありがとうございます！！めっちゃ嬉しいです！更新も頑張れます！！(^^) (2019年10月5日 11時) (レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
Next - とても、面白いです！続きが楽しみです！更新、頑張ってください！！ (2019年10月4日 20時) (レス) id: cf1942b956 (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - Kyaoshoさん» え！ドキドキしますか！？それはもーめちゃくちゃに嬉しいです…！！ありがとうございます頑張ります！！(^^) (2019年10月1日 14時) (レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だだ | 作成日時：2019年9月28日 19時
