永瀬くんと壁と脅迫。 ページ5
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連れてこられたのは、屋上に続く階段の踊り場。
さすがに物騒すぎし怖すぎる。
永瀬くんは階段を登りきると急にくるりとこちらを向いた。
「ひっ」
もはや永瀬くんの行動ひとつひとつが怖い。
そしてあの輩感満載の関西弁で罵られる、と思いきや
永「Aさん急に呼び出してごめんな？大したことじゃないんやけど、お願いがあって」
意外にもソフトな関西弁と柔らかい物腰で話し始めた。猫かぶり永瀬だ。
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「あ、あの永瀬くんの本性なら絶対誰にも言わないし、今すぐ忘れるから大丈夫だよ！安心して！」
いやほんと安心してくれ頼むから。
どんな要求がくるのか怖すぎるのでこちらから永瀬くんの要望に沿う提案をする。
「じゃ、じゃあ…」
一刻もはやくここを離れたいという気持ちで、階段を降りようとすると
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永「おいまて」
「うわっ！！」
グイッとあの細い腕からは想像もできない程の力で引き寄せられ、
ドンッ
壁と背中がくっつく。
「え、」
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顔の両サイドには永瀬くんの腕、そして目の前には永瀬くんの顔。
永「お前アホか？」
いわゆる壁ドン(脅迫)というやつである。
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「あああの……」
永「俺がお前の口約束信じると思うか？」
「いや、あの絶対言わないですほんとに……」
永「人と話す時は目ぇ見て話す！！」
「あっはいすいません！」
言われるがまま永瀬くんの方に顔を向ける。
壁ドンと言うだけでかなり距離が近いのに、身長も大した差がないので余計に永瀬くんの顔が近くなる。
こ、これは思ったより…
「わ、ち、ち
永「うわっ！！！！！ち、ち近いねん！！！！」
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私よりオーバーリアクションでババっと勢いよく離れた永瀬くん。勢い余って転んでいる。
「ええぇ……」
そして心なしか永瀬くん、耳が赤い。
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永「急に正面向くやつがあるかぁ！！！ええ加減にせぇよ！！！」
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真っ赤な顔でそう怒る永瀬くん。
もしかして、多分、
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「 照れてる？ 」
永「あ"！？」
「いえ、なんでもないです。」
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だだ(プロフ) - Kyaoshoさん» またコメントありがとうございます〜！！！(;-;)れんれん可愛くかけてますか！！良かったです…！！！楽しみだなんて言われてしまったら頑張るしかないです！！(^^) (2019年10月20日 12時) (
レス) id: f8fe4bbe58 (このIDを非表示/違反報告)
Kyaosho(プロフ) - 続きが本当に楽しみですー！！れんくん可愛いー！ (2019年10月20日 1時) (レス) id: b313c5765f (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - Nextさん» あああコメントありがとうございます！！めっちゃ嬉しいです！更新も頑張れます！！(^^) (2019年10月5日 11時) (レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
Next - とても、面白いです！続きが楽しみです！更新、頑張ってください！！ (2019年10月4日 20時) (レス) id: cf1942b956 (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - Kyaoshoさん» え！ドキドキしますか！？それはもーめちゃくちゃに嬉しいです…！！ありがとうございます頑張ります！！(^^) (2019年10月1日 14時) (レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だだ | 作成日時：2019年9月28日 19時
