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「だいぶ良くなりました！平野さんのおかげです！」
朝はあんなにだるくて倦怠感の100乗だったのに
少しの倦怠感はあるものの、今はお腹も心も満たされて気分は最高だ。
平「へへ、よかった〜」
平野さんは照れくさそうに髪の毛をくしゃと触ると、「俺も後で行くから先に下で待ってて」と言った。
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ウィーンとなんの未練もなく開く自動ドアに腹を立たせながらも名残惜しく通る。
平野宅とはしばしのお別れだ。
絶対絶対また来てやるからな、待ってろ。
「くふふ」
それよりも同じマンションから別々に出てくるなんて、まるで芸能人のカップルみたいだ。
週刊誌で見ていた時は、この人達はなんてめんどくさい事をしているんだと思っていたが
今の私ならわかる。きっとこの背徳感といかにも感が楽しいのだろう。
1人でニヤニヤしていると、プー！とクラクションの音。少し遠くで平野さんが運転席からおいでと手招きしている。
あぁなんてかっこいい。
A、今行きまーす！
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「平野さん風邪移してたらごめんなさい…」
平「俺は全然大丈夫だよー、はやく風邪治してね！」
ごぼう首に巻くといいんだって！とニッコリ笑っている。多分ネギの間違いだが、可愛いは正義だ。許す。
平「そしてとうちゃーく」
平野宅と私の家は案外近かったらしくあっという間、いやほんとにあっという間に着いてしまった。体感7分だ。
ああ、帰りたくない。
最近平野さんお仕事忙しいって永瀬さんが言ってたから、今日が終わってしまったら次いつ会えるかわからない。
平野さんがバイト先に来ない限り会えないのだ。
よく来るお客さんと店員、きっとそれ以上でも以下でもない。
平野さんは私のことなんとも思ってないのだろうか。
私はこんなに平野さんの特別になりたいのに
その想いも、彼には伝わってないのだろうか。
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私の悪いところ、そのひとつとして挙げられるのが思考が顔や口に出てしまうことだ。
そしておまけに今日は風邪っぴき。
平「じゃあAちゃんまたね」
「平野さん、」
ネガティブと淡い期待が入り交じった思考回路はもうぐちゃぐちゃになって
「すき」
もう誰にも止められない。
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だだ(プロフ) - こゆきさん» ええええ永瀬担がドキドキしてくださったなんて…とってもとっても嬉しいです(;-;)今度拝見させてもらいますね！！ (2019年10月7日 23時) (
レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - 紫耀くんよりの廉くん担なんですけどドキドキしちゃうもんですね！ 私は koiワズライって言う小説書いています！見てみてください！ちなみにオリジナルです！ (2019年10月7日 21時) (レス) id: 6658eed2dd (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - こゆきさん» うわー！！ドキドキしてくれるかなって心配してたのでそう言って貰えて嬉しいです！！平野もイケメンに書けててよかった…。続編準備頑張りますので少々お待ちを！！ (2019年10月7日 20時) (レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - めっちゃドキドキしたぁぁ！紫耀くんめっちゃイケメン過ぎる！！あー紫耀くんも私に恋してくれないかなー！ 続編めっちゃ待ってます！楽しみー♪早くー！ (2019年10月6日 22時) (レス) id: 6658eed2dd (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - 永瀬にこさん» はじめましてコメントありがとうございます！！私もこんなこと起こらないかな〜って思いながら書いてます笑 あああそんな褒めていただいてめちゃくちゃ嬉しいです(;-;)頑張ります(;-;) (2019年10月6日 21時) (レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だだ | 作成日時：2019年9月27日 18時
