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「え、あああの……」
その人は両手でがっちり私のほっぺをホールドしたまま
『確かにすごいよね〜』とか『こういう風に声かけられるの新鮮だなあ』とか私のことはお構い無しに独り言を呟いている。
平「てかほっぺ柔らけ〜」
私はもう何が何だかわからない。
とりあえず心臓がフル稼働するもんだから、血の巡りが良すぎてフラフラする。
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「ち、近いです！！て、てか連絡先！！！」
一生このままこの人にほっぺ掴まれたままでいたかったが、
私の心拍数があまりにも不規則で死にそうなのでバッとその手を勢いよく払い除ける。
平「うわ！ごめん！！」
平「あ〜、それと連絡先は色々あって今は教えられないんだ。ごめんね。でもまたここに来るから！」
約束！って小指を差し出してくる。
きっと私より年上なのにさっきから子どもみたいでかわいい。胸の奥がきゅんとなる。
「絶対約束、ですよ！」
小指と小指をぎゅっと結び誓いを立てる。
じんわりと伝わってくる熱に胸がドキドキ鳴る。
「嘘ついたら針千本のーばす」って言ってた気がしたがまぁ良い。
平「じゃあ、またね！」
「はい、また！」
目じりに皺を作って笑いながら手を振るあの人。
帰っていく背中もなんてかっこいい。
「よし、帰るか」
少し秋に近づいた涼しい風も今の私には心地よい。
夢みたい。
今日はまたドキドキして眠れなさそうだ。
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「あああちょっと待って！！名前ー！！名前教えてください！！！」
あっぶない。
また名前聞きそびれる所だった。
くるりと方向転換しあの人に届くように大きい声で呼ぶ。
少し小さくなったあの人は私の声にびっくりした後こちらに振り返り、負けじと大きい声で答えた。
平「えっ！！！あっ、名前ね！！！……なんだっけ。あ、平野です！！！！！！」
えっ嘘でしょ今この人自分の名前忘れた？
平「なんて名前ですかー！？」
「えっ、あっ、Aですー！！！」
平「Aちゃん！！じゃーねー！！！」
小さくなったあの人、改め平野さんはブンブンと腕を振り帰っていった。
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また来る、って言ってた。
Aちゃん、て呼ばれてしまった。
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その日はスキップして帰った。
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だだ(プロフ) - こゆきさん» ええええ永瀬担がドキドキしてくださったなんて…とってもとっても嬉しいです(;-;)今度拝見させてもらいますね！！ (2019年10月7日 23時) (
レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - 紫耀くんよりの廉くん担なんですけどドキドキしちゃうもんですね！ 私は koiワズライって言う小説書いています！見てみてください！ちなみにオリジナルです！ (2019年10月7日 21時) (レス) id: 6658eed2dd (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - こゆきさん» うわー！！ドキドキしてくれるかなって心配してたのでそう言って貰えて嬉しいです！！平野もイケメンに書けててよかった…。続編準備頑張りますので少々お待ちを！！ (2019年10月7日 20時) (レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき - めっちゃドキドキしたぁぁ！紫耀くんめっちゃイケメン過ぎる！！あー紫耀くんも私に恋してくれないかなー！ 続編めっちゃ待ってます！楽しみー♪早くー！ (2019年10月6日 22時) (レス) id: 6658eed2dd (このIDを非表示/違反報告)
だだ(プロフ) - 永瀬にこさん» はじめましてコメントありがとうございます！！私もこんなこと起こらないかな〜って思いながら書いてます笑 あああそんな褒めていただいてめちゃくちゃ嬉しいです(;-;)頑張ります(;-;) (2019年10月6日 21時) (レス) id: 5a5d6ba394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だだ | 作成日時：2019年9月27日 18時
